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”「センター試験」で西洋哲学入門”読書note82「試験に出る哲学」斎藤哲也

入試科目としてはわき役の倫理である。

きっと出題者だって、プラトンやデカルトの思想をマークシート方式で答えさせたくはないはずだ。選択肢問題という制約のなかで、どれだけ哲学や思想の本質的な理解を問うことができるのか。その工夫が、問題文や資料文、原典からの引用、個々の設問内容などにあらわれている。

ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ベーコン、デカルト、カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェ、ハイデガー、サルトル、ウィトゲンシュタイン、名前だけは聞いた事がある、活躍した時代の順番も分からない、そんな初心者にとって、哲学や思想の流れを知る、まさに入門書としてベストだった!

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