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仕事は目に見えないことが9割#1

一緒に仕事をしている人にもやもやを感じていたある日、
「仕事は目に見えないことが9割」という文章書いてみようかな、と思いつきました。

私は建設コンサルタントとして働いています。
自治体や民間の建設事業に対して計画・設計・工事監理を通じてサポートするお仕事といえば分かりやすいでしょうか。
仕事内容としては、計画書を作成して事業の目的や工程を組んだり、設計図を描いて積算し、事業にどのくらいお金がかかるか計算したり。実際の工事現場で設計意図を施工会社さんにお伝えして、お客さまが納得する空間を作ってもらうことになります。
庭園や遺跡の復元・修復といった少し特殊なものを対象にしているため、考古学や歴史学などの研究者の先生方にご意見をいただきながら検討を進めています。

もっとざっくり言ってしまえば、「お客さまのイメージをいかに理解して表現するか。」お客さま相手のお仕事であれば、業種が違ってもこのようなことを考えたことがあるのではないでしょうか。

私がコンサルタントとして心掛けている内容

を整理してみました。

①明るくフラットに対応する。

私生活で嫌なことがあっても(笑)、お客さまの前ではフラットで冷静でいることを心がけています。会いたくない人認定されてしまうと、相手がお仕事自体にやる気を持てなくなってしまうもの。礼節は保ちながら、気負わず接していただける空気感を大切にしたいと思っています。

②まずはしっかり話を聞く。

相手の意見を否定せず、まずはきちんと話を聞くこと。話を聞いてくれる人と理解されると、コミュニケーションが取れることで仕事の精度が上がることはもちろん、新しいお仕事の話を相談されることもあります。

③相手の要望より先回りして提案する。

相手に「◯◯をしてほしい」と言われて仕事をするのは簡単なことだと思います。「目的のためにこういうスケジュールでこういう作業をしていき、このような成果品を出します」と先回りして提案することで、お互いにロードマップを描くことができ、やるべきことが明確になっていきます。

④連絡の頻度は担当者の性格に合わせて。

世の中のビジネスマンの方を見ていると、連絡頻度は自身のルールに合わせている人が多いのではないでしょうか。より効率性を考えるのであれば、いっそ相手の性格に合わせて調整してみては。私の場合は、クールでお忙しい方にはメール連絡を中心に、近日中のスケジュールも入れ込みながら。安心感・コミュニケーションを求める方には多めに連絡して、たまに緊急の連絡がなくても、業務上の急ぎではない質問や「最近どうですか?」と言った連絡もしてみています。

書き出してみて、最近手薄になってしまっているなーという事項もありました。精進しよう。
お陰様でお客さまと喧嘩したり出禁になったことはなく、嫌われてはいないと信じています(笑)

次回は、これはやらない方がいいかも…なことを書いてみようと思います。




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