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ペルーvs日本の子連れへの声かけ

こんにちは
私は絶賛ペルーで乳児の育児中です。

どちらが良い悪いではないのですが…
最近感じる日本とペルーの方の声かけの違いを書き留めたいなと久しぶりにnoteを開きました。

ペルーに来てみて(ちなみに子供が7ヶ月でこちらに引っ越してきました)びっくりしたことがあります。
それはペルーの女性がだいたいみんな赤ちゃん大好きだということです。
もちろん、赤ちゃんかわいいのですが、
私が赤ちゃんを「かわいい」と純粋に思うようになったのは正直自分の子供が産まれてからです。
それまでは、なんだかどう扱っていいのか何を求めているのか気安く扱えない…というような感情の方が大きかったです。

一方、ペルーは若者、子供、出産有無に関わらずほとんどみんな赤ちゃん好きで、惜しげもなくあやしてくれます!笑
子守をお願いしてもみんな
「待ってました!」
と引き受けてくれるので大変ありがたいです。

なので声かけは「かわいいー」「何ヶ月なの?」と続き、それ以降はあやす&あやす&あやす!

私は出来なかったことなのでいつも大変感心してしまいます。

一方、日本の場合は「かわいいー」「何ヶ月なの?」までは一緒なのですが、その後「お母さん寝れてる?」とお母さんを労る声かけが多いように感じます。(こちらに来てそんなこと聞かれたことないです。むしろ羨ましがられます)

不意にそんなことを思って、ペルーで使われてるスペイン語には”労る”という言葉があるのだろうか?と調べてみました。

tratar a 人 con muchas consideración
〈人〉を多くの考慮と共に扱う
=〈人〉をいたわる(思いやる)

というのだそうです。
長い…
なるほど、”人を労る”、”慮る”って日本人らしいことなのかなと思いました。


もちろん、可愛がってくれるのは嬉しいのです。

でも

「お母さん眠れてる?」

の言葉が少し恋しく感じる今日この頃なのでした。

新卒入社の会社を4年勤めた後、 バックパッカー時代に見た南米の景色が忘れられずペルーへ。 今はスペイン語に異文化に四苦八苦しながら日々楽しんでいます。 日々の発見・驚き・思いは私の宝物、忘れたくないのでここに綴っていきます。