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とうもろこしで疲労回復

暑い暑い夏が終わり、
日差しも穏やかになりました。

過ごしやすくなり、ホッとするけれど体の中ではいろいろな場所がお疲れ気味。

最近とうもろこしが食べたい!と
良く思うので、とうもろこしの効能と共に夏の体の疲れの症状と体の調子を整えてくれる食材について調べてみました。

以下の3つを紹介していきたいと思います。

•夏バテの代表的な症状

•疲労回復に効果的な食材

•夏バテに効果的な栄養素

•夏バテの代表的な症状


①食欲不振

外の暑さと冷えた室内の温度差から、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れ、胃腸の動きを整えることが難しくなり、食欲不振に陥ります。

②睡眠障害

食欲不振と同様に、睡眠と自律神経は密接な関係があります。自律神経のバランスが崩れると、身体が興奮状態になりリラックスできず、熟睡できないなどの症状が現れます。
睡眠不足は疲労回復を妨げ、全身の倦怠感などを引き起こすので厄介です。

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美味しい食材がたくさんの

食欲の秋!を

元気に迎える為にも

体の調子を整えてくれる

ありがたい食材のご紹介をします。

•疲労回復に効果的な食材


①とうもろこし

タンパク質と糖質が主成分であるとうもろこしは、野菜の中では高カロリーな部類ですが、とうもろこしの糖質は消化吸収が非常に速く夏バテによる疲労回復やエネルギーチャージに効果的。夏場の間食にも向いています。

また、カラダの機能の調整役となるビタミンB1・B2や、代謝を高めるカリウム・亜鉛・鉄分などのミネラルも含まれており、夏バテへの効果が期待できます。

とうもろこしは蒸しても焼いても美味しい食材ですね。とうもろこしの栄養を効率的に摂取するためには、まるごと食べることがおすすめです。我が家では芯も一緒にご飯と炊いてしまいます。少しのお塩とお酒、昆布も一緒に入れると子供達に大人気の甘くて美味しいとうもろこしご飯が出来上がります。

〜材料〜
お米3合
とうもろこし1本
お酒大さじ1
塩小さじ1と1/2
昆布  適量
1.お米を研いで、通常より少なめにお水をいれる。

2.お酒(大さじ1)、塩(小さじ1と1/2)をお米に混ぜる。塩味はお好みで。昆布も入れる。

3とうもろこしは生のまま、芯から粒を外し、炊飯器に入る長さに芯を切る。

4お米の上にとうもろこしの粒と芯を乗せて、スイッチオン。

5炊き上がったら芯を捨てて、全体を混ぜる。

6素材そのものの甘いご飯を楽しんだ後はバター醤油をかけてもまた贅沢な味わいに。

ぜひ皆さん、作ってみてくださいね♪

②ぶどう

栄養素の多いぶどうは、「畑のミルク」と言われるほど多くの栄養分、効果があります。

特にぶどうの中には有機酸といわれる、リンゴ酸と酒石酸が含まれています。有機酸には疲労物質である乳酸を分解しエネルギーに変える働きがあるため、疲労回復効果があります。

リンゴ酸は、体に溜まった乳酸を減らし疲労回復に効果があったり、体内の浄化作用、腸の働きの活発化などがあります。(リンゴ酸やクエン酸は自然界にある多くの果物に含まれていますが、酒石酸はブドウ特有のもので、特にワインの酸度を決める重要な酸です。)

そしてブドウ糖や果糖など吸収されやすい糖質が多く含まれているため、疲労回復の効果が期待できます。素早いエネルギー補給に適しています。夏場の運動後にぶどうをひとつまみすることで、水分とエネルギー源の確保を効率よく行えます。もちろん、デスクワークの最中に脳への糖分補給にもちょうどいいです。

そしてレーズン(干しぶどう)は場所を取らず保存も効くため、長時間の仕事の合間の栄養補給にもぴったりです。世界で最も栄養価の高いドライフルーツだと言われています。レーズンは約70%が果糖・ブドウ糖ですので体への吸収が良く、効率的なエネルギー源となり疲労回復にも即効性があります。 また、ミネラルが豊富である点もレーズンの特徴です。

③魚、かまぼこ

魚やかまぼこには疲労回復に効果がある良質なタンパク質が豊富に含まれています。

また、「かまぼこ」は脂質が少ないため、脂質が多い肉類を食べるよりも、タンパク質摂取量の割合が多くなるため効率良くタンパク質を摂ることが出来るのです。

特にかまぼこは、切るだけで簡単に食べることができますので、おすすめです。添加物がなるべく入っていないものを選ぶと良いですね。

④梅干しや柑橘系


梅干しやレモンなどに含まれるクエン酸は、エネルギー代謝に必要な成分です。クエン酸の疲労回復効果は、いくつかの研究によっては効果が期待されると報告されています。

機能性表示食品※には、クエン酸の機能性として「継続摂取することで日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告されている」などと示されており、疲れたときだけでなく、普段から意識して摂ることが大切とされています。

クエン酸は梅干しやレモンのほかに、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系の果物に含まれます。果物はクエン酸のほかにも、ビタミンCやカリウムなど、不足しがちな栄養素の補給にも役立つので、意識して食べると効果的です。

※機能性表示食品とは、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品です。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません(参照:消費者庁 「『機能性表示食品』って何?

•夏バテに効果的な栄養素


ビタミンB1
ビタミンB1は「疲労回復のビタミン」と呼ばれ、糖質をエネルギーに変えるとともに、体内の老廃物の代謝を行い、疲労回復させてくれる働きがあります。
ビタミンB1は豚肉やうなぎ、レバー、大豆製品などに多く含まれています。水に溶けやすいビタミン(水溶性)なので、不足しないようこまめに摂取することをお勧めします。

タンパク質 
魚や肉などに多く含まれるタンパク質は夏バテ症状に効果的です。
タンパク質はかまぼこ、鶏肉、豚肉、大豆製品などに多く含まれています。タンパク質には筋肉の疲労を回復させる効果や、体力の温存効果、そして身体の持久力を向上させる効果があります。
「夏バテ」にならないためには、普段の食事でしっかりと、タンパク質を摂取することが大切です。

ビタミンB2
ビタミンB2は、主に脂質をエネルギーに変える働きがあり、適切に摂取することで栄養の吸収率がアップして、暑さに耐えられるエネルギーをつくります。「発育のビタミン」とも呼ばれ、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に関わります。ビタミンB2は納豆やうなぎ、卵や緑黄色野菜などに豊富に含まれています。

◎ビタミンC
ビタミンCは免疫力の向上に役立つとされています。また、心身のストレスをやわらげる効果もあるので、夏バテ解消におすすめです。ビタミンCはピーマンやブロッコリー、カリフラワー、そして果物に多く含まれています。ビタミンB1と同様に水溶性なのでなるべく食品から摂取しましょう。

◎ミネラル
暑い夏には汗をかき、体内の水分バランスが崩れがちになります。汗をかいたら、スポーツドリンクや牛乳などで水分とミネラルをこまめに補給してください。ミネラルは小魚類、牛乳、ほうれん草などに多く含まれています。また、ご飯を食べる際に、味噌汁を飲むことで手軽にミネラルを補給できます。

◎クエン酸 
クエン酸は疲労感を軽減し、新陳代謝を活発にする効果があります。また体内のエネルギー効率をよくする効果もあり、夏バテによる疲労感によく効きます。レモンなどの柑橘類やじゃがいも、黒酢、梅干し、シソなどに多く含まれています。

•まとめ


夏バテは、高温多湿の環境にうまく身体が適応できないことによる疲労感や睡眠障害、胃腸障害などを含む症状の総称です。

頑張った体の為にタンパク質、ビタミンCB1、B2の摂取を心がけ、バランスの良い食事をしていきましょう^_^

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