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コロナ療養中。

1月初旬の療養だったため、有り難い事にホテル療養させて頂く。
ホテルの看護師さんも親切であった。
髪が抜けると事態に陥り、栄養を補うものも出して頂いた。
まだ、正月の残り香もある時期。テレビでは、特番がやっているし、映画などもやっていた。
聖の青春を見て感銘を受けた。
読書も出来た。沢村貞子さんのエッセイと岡本太郎の本だ。
沢村さんは、とても上品で、お茶目な物言いが心地良く
岡本太郎は、良識の上の非凡さに驚いた。
けれど、一日は、長い。
お風呂に、2回浸かったり、自分の部屋でもないのに、
無駄に掃除をしだしたり、
一番最悪なのは、食事だった。
朝は、小さいパン3つとジュース。
昼、夜は、お弁当だ。
とても、まずい。
朝のジュースを冷蔵庫に入れ、風呂上がりに飲むというのが、日々の楽しみとなる。

夜になると、窓の外を覗く、車や人々は動いているのに、私は、止まっている事に申し訳なさで、
いっぱいになる。


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