そして旅で出会った建物も振り返って
前回の旅では、安井建築設計事務所の手掛けた建物へ
旅で出会う建物。建物を手掛けた設計事務所の仕事
を振り返る。建物は様々な観点で、検討されデザイン
されて建ち上がっている。そこに込められた思いや
工夫を感じながら、建物をたどる旅を続けている。
奈良への旅で出会った建物をきっかけに
再開発エリアのシンボリックなデザインに
建物を手掛けた日本設計を動画にて
1967年に池田武邦によって創立された日本設計。
日本設計といえば、1968年に竣工した日本初の
高さ136mの超高層ビルの霞が関ビルディングを
手掛けている。その建物へもいつかまた。今回は今
までに訪れた日本設計の手掛けた建物を振り返る。
昨年10月に九州から大阪に戻り
街区の中心的なプロジェクトに
関西をめぐる旅は京田辺へも
建物のデザインは、本や資料が増加する印象に
以前の旅にもさかのぼって。東北への家族旅行では
クラゲの世界一の展示種類を誇る加茂水族館
そして2年半過ごした九州でも様々な建物に
いつかの出張の際には森の中を散策しにいこう
九州で始めた週末の旅は自転車を電車にのせて
建物のデザインはクジラのシルエットをモチーフに
旅に限らず出張でも九州を楽しんで
日本設計は大分市の中心となる建物も手掛けている
福岡の海の玄関口の博多港には
イベントに参加して内部空間も体感できた
また歩いてめぐる北九州の旅では
北九州市の黒崎地区の再生とにぎわいを目的に
九州では福岡も楽しんで。水の風景が広がる柳川に
市民文化会館は柳川ならではの水の風景とつながって
そして九州の旅を重ね、徐々に西へと足を伸ばし
そこは人と自然の共生がテーマの壮大なプロジェクト
日本設計の池田武邦は、ハウステンボスの創立者の
神近義邦と出会い、ハウステンボスの設計を担うこと
となり、大村湾への思い入れとともに壮大な計画を
実現させた。そして思い出の地である大村湾のほとり
に建つ終の棲家。氏が亡き後は建物はゲストハウスへ。
戦争を経験した建築家の壮大な物語
今回の旅で、日本設計の手掛けた建物を振り返り、
また新たに生み出された建物を知る。1968年の
霞が関ビルディングに始まり、様々な建物を経て、
日本設計は2014年に虎ノ門ヒルズ森タワーへと
虎ノ門ヒルズ森タワーはエリア再生のフラッグシップ
そのシルエットは動きのあるデザインで
虎ノ門ヒルズは進化を続けている
そして日本設計は新しい社長のもとで
前例のないものへの挑戦を続けられている
日本設計は2023年1月に虎ノ門ヒルズに本社を移転し
1968年に創立した日本設計は、また次の段階へと
進んでいる。新しい本社の考え方には、ムラのある
オフィス環境を作るというもの。その多様性のある
オフィス空間で新しいデザインが創造されていく。
日本設計から生み出される建物に注目していこう。