建物の立体的なデザインとつながりと
日帰りの旅で、各地にある建物や風景をめぐっている。
訪れるほどに、あらたな発見があり、また別の切り口
で旅をしたくなる。なら100年会館にある倉俣史朗の
デザイン。今までの旅で出会うことはなかったが、ここ
奈良でつながった。8月中旬まで京都国立近代美術館
にて倉俣史朗の展覧会も。また京都の旅も楽しもう。
いつものように、案内図にて建物の構成を確かめる。はぐくみセンターは奈良市の庁舎で、保健所や教育
センター、また子育て支援の施設が設けられている。
はぐくみセンターを手掛けた日本設計は
新たな場所に本社を移して
新たな設計の建物を生み出し続けている
旅をして旅を振り返って、その風景を何かにつなげて
いきたい。建物を見れば、どこかの建物を思い出す。
そこには設計者の様々な思いが込められている。その
思いは形となり、時間と場所を越え、どこかで誰かの
心を打つ。一本の線は重なり、面を作り、立体となり、
風景を変えていく。その建物は風景に動きを与えて、
人の活動にも変化をもたらす。それは使われることで
人々の生活に変化をもたらして、建物としても成長を
続けていく。風景の中の様々な建物をたどり楽しんで。
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