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そして中之島をめぐり梅田の今と昔へと

変わりゆく梅田の街を散歩ながら

堂島を過ぎて中之島へ。水の風景が心地よい中之島
に建つ大阪中之島美術館。堂島川に面して建ち並ぶ
様々な建物も眺めつつ進む。以前に近くの福島区に
住んでいた時に過ごした風景も懐かしんだりもして。

黒いキューブはもうおなじみで
堂島川に面して建ち並ぶビル群は

右から関西電力本店、ダイビル本館、中之島ダイビル、
中之島三井ビルディング、小さな住友中之島ビルを
はさんで、その先には中之島フェスティバルタワー。

振り返ると中央奥にブリリアタワー堂島。左端のビルは

NTTデータ堂島ビル。以前の街歩きで楽しんだ

そしてまた中之島までやってきた

以前にも梅田から中之島へと訪れて

大阪中之島美術館の空間とアートにも

またその外観デザインを楽しんで
街歩きではビルの谷間を進み
切り取られた空の形を見上げ
ガラスに映り込む建物を眺めつつ
ガラスでデザインされた階段を降りてその先へ
石のベンチとガラス貼りの風景を過ぎ
道路の向かいには中之島美術館
そろそろ引き返しつつ、途中のやわらかな色合いのホテルの
石張りや木目やタイルなどの仕上げや
モザイク調に貼り分けられたタイルの壁面の
三井ガーデンホテル大阪プレミアを後にして
ダイビルのデザインが継承された中之島ダイビルの中へ
向かいの道路まで見通せる空間の先の
風景を切り取るリング状のオブジェは
風景の指輪という関根伸夫の作品

位相ー大地という代表作品にも動画でふれてみる

ビルを抜けて先へと進む。住友中之島ビルのガラス面には
ブリリアタワー堂島。堂島から中之島をぐるりとめぐり
その先の中之島フェスティバルタワーイーストの角を曲がる

ウエストでは以前にランチとアートを楽しんだ

建ち並ぶ建物のデザインも気にしつつ渡辺橋を北へ進み
街に散らばる言葉を拾い集めつつ
第一ビルの風景も留めておこう。左手にはヒルトン大阪
そして街角のオブジェにも目を留めて

手掛けたのは2018年に亡くなられた流政之さん

福岡で出会ったBURUDONも思い出す

流政之さんの作品も犬のオブジェで取り上げた

高松に設置された流政之美術館にも、いつか訪れよう

その作品名はげんつきげんちゃん。げんがつくという言葉が
鐘馗様の姿に込められ、人々の幸福と街の繁栄を願う作品に

鍾馗様といえば邪気を祓う神様で、京都の旅では

江戸絵画による迫力のある姿に

佐賀の唐津への旅では

小松酒造の万齢のラベルとなったりも
色々と寄り道しながら、気になるものをたどりつつ

ヒルトン1階にはバカラのバー。バカラ
には今右衛門とのコラボした商品もある

今右衛門の窯元にも有田の旅で訪れた


梅田から中之島へ、そしてまた梅田へと。そびえ立つ建物は

大阪中央郵便局が建て替えられたJPタワー。
商業施設のKITTE大阪には、切手の意味も。

大阪中央郵便局が建っていた頃の景色も振り返って
吉田鉄郎が手掛け、1939年に建てられた建物は
窓の割り付けが上層階になるほど低く設定されて
惜しくも解体されたそのファサードは
新しいJPタワーの入口に保存再利用されて

様変わりしていく梅田の風景を眺めながら

新しい梅田の姿に期待を込めて

西梅田から中之島へは、寄り道せずに歩けば15分程度
で徒歩圏内。街を自転車ではなく歩いてめぐれば、また
異なるものが見えてくる。ビルの谷間や、内部を通り
抜け、変わりゆく街並みを眺めつつ、もう一度梅田へ。
大阪中央郵便局が建て替えられたJPタワーは今年の
3月に竣工し、中に入るKITTE大阪は7月開業予定だ。
そしてうめきた公園は9月にオープンへ。過去の風景
にも思いをはせつつ、変わりゆく街並みを楽しもう。


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