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奈良公園の南側に広がる庭園へ

離れの宿の間を縫うように過ぎて

その先に広がる池のほとりへ。池に浮かぶように建つ
浮見堂の回りでは、手漕ぎのボートでにぎわっている。
その楽しげな様子も眺めつつ、池に沿って先へと進み、
奈良公園の南側で一般に公開されている日本庭園へ。

浮見堂と山並みとたくさんのボートを眺めつつ
2020年から一般公開の瑜伽山園地。そこは、明治から大正に
かけ大阪財界で活躍した山口吉郎兵衛氏の別荘があった場所
山口吉郎兵衛氏が建てた茶室「䕪庵(たくあん)」の復元も
庭園に広がる風景を楽しみながら
茶室や灯籠や池など、日本庭園の要素を楽しんで
灯籠にも鹿の姿
池にかかる橋を渡りつつ
石の灯籠の斜めの四角の透かし彫りは
反対面では亀甲文と異なるデザインに
庭園をいろんな角度で楽しんで
庭園の奥には竹林も広がって
青々と茂る竹林の緑に包まれたりも
庭園に面して建つ建物も気になる所
黒で統一されたシャープなデザインの勾配屋根の建物は
大きなガラス面と格子でシンプルに構成されて
雁行しながら連なる配置もよい感じ

この建物は前回の旅で通りがかった、ふふ奈良に

付属する滴翠という名のレストラン棟。設計は本棟と

同じく隈研吾氏に手掛けられているようで

ここは日本庭園と建物のデザインが楽しめる場所
ぐるりとまわり滴翠の入口へも
ランチだけでも利用できる滴翠。訪れたい場所が増えていく
今回は近鉄奈良駅から奈良の街をたどる旅

前回の奈良の旅はJR奈良駅からで、今回は近鉄奈良駅
を出発点としての旅。奈良公園の南側に広がる瑜伽山
園地内には、前回の旅で通りがかったふふ奈良に付属
する建物も。旅の風景を思い出しつつ、その統一感の
あるデザインも楽しんで。次は奈良公園を北へと進む。


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