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佐賀に広がる大きな空の先に

佐賀市立図書館を後にして、さらに南へと進む。建物は
徐々にまばらとなり、眼前に大きな空と遠くに連なる
入道雲。次の目的地は有明海に面した干潟。佐賀県
にはラムサール条約に登録された二つの干潟がある。

肥前鹿島干潟を訪れた時は満潮だった

ラムサール条約とは、水鳥の生息地などの貴重な
湿地環境を国際的な保護区として登録するもの


快適な自転車道をさらに南へと進む
途中の建物への寄り道は欠かせない
ここ佐賀大学美術館は以前の佐賀の旅で訪れた
今回は広がる青い空の下。天気によって建物の印象も異なる

前回の佐賀の旅はすっきりとしない空だった

奥へと続く並木道にひかれて進む
並木と空を見上げたり
中庭にあるデザインを楽しんだり
古い洋館を見学したりと、旅もまだ序盤なので自由に寄り道を
ここには大正15年の建設された洋館が移設されている
コンクリートの格子天井を見ると

前川國男の熊本県立美術館を思い出す

寄り道もほどほどにと思いつつも、通り沿いの病院や
凝ったデザインの佐賀南警察署を楽しんだり
青い空の下の小学校の風景を懐かしんでは足を止める
だんだんと建物もまばらとなり、田園風景へとさしかかる
5月は二条大麦の収穫の季節。一面に麦の穂が輝く
コンバインで収穫された二条大麦は、麦焼酎の原料に
麦畑の風景に、壱岐で出会った風景を思い起こす

壱岐に広がる大麦と焼酎の風景。壱岐といえば麦焼酎

5月は麦の収穫の季節。黄金に輝く穂が一面に広がる

麦秋の佐賀平野。今年も5月中旬は収穫の最盛期

青い空に白い綿雲。そして黄金に輝く麦畑の風景
麦畑の風景を楽しみつつ、有明海に面する干潟を目指す
水門の設備の風合にも目を止める
麦畑の向うにはJAさがの大型倉庫
5月の中旬は藤の花の季節でもある
この道の先の突き当りに目的地。入道雲を眺めながら
一面に広がる麦畑の風景を楽しみつつ
平坦な道をのんびりと走る。気持ちのよい風景だ
佐賀平野には二条大麦の風景が広がっていた
麦の穂の向うに目的地がうっすらと見える
しっかりと寄り道を楽しみながら、ようやく目的地に到着
ここは東よか干潟ビジターセンター、通称ひがさす


収穫時期を迎えた一面に広がる大麦の風景を、楽しみ
ながら東よか干潟に到着。佐賀市内から小一時間程度
の自転車旅。眼前に建つのは2020年10月オープンの
ひがさす。さあ有明海に広がる干潟の風景を楽しもう。


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