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美しい椅子との出会いを思い出して

そしてまた週末に小さな旅へと出る。いつものように
電車に小さな折りたたみ自転車を乗せて、目的の駅に
ついたらそれを広げて、目的地へと向かって走り出す。

前回は京都の通りを満喫した旅。今回は京都の南西部、
桂川の西岸へ。旅の始まりは阪急の桂駅で、桂といえば
桂離宮だが、遠い昔に一度訪れたこともあり、今回は
初めての場所へ。桂離宮は、今はインターネットでの
予約もできるようで、京都を一巡したらまたもう一度。


今回の旅の始まりは阪急の桂駅
まずは桂駅のすぐ側にあるこの建物へ
ここはアントニン・レイモンド事務所にも在籍されていた
木工家具デザイナーのジョージ・ナカシマが手掛けた建物
杉板のコンクリートの打ち放しに家具のような窓
もう一度アプローチを通って
カトリック桂教会の入口へ。ちょうどミサの時間で、お言葉に
甘え参加させて頂いた。内部の祭壇、説教台、礼拝者の椅子
などの家具も、すべてジョージ・ナカシマが手掛けたという
建築から木工家具デザイナーへと進んだジョージ・ナカシマ
この教会は親交の深かった神父の依頼により実現したという
日本で唯一のジョージ・ナカシマの建築と家具が交差する所
丸い平面の洗礼室と、三角にも見える突出した屋根
教会の周りにはマリア像

なつかしい教会の風景に、長崎の旅を思い出す

屋根から流れた水は屋根と連続した樋によって流されて
ゆっくりと見ることはできなかったので、いつかまた


木工家具デザイナーのジョージ・ナカシマといえば、
美しくデザインされた椅子との出会いを思い出す。

こぢんまりとした美術館に並べられた
ジョージ・ナカシマのラウンジアームチェアは
マルタ・パンの作品のある中庭に面したロビーにも
ゆっくりと時間が流れる美術館に、ゆったりとしたデザインで


繊細なデザインのラウンジアームチェア。その椅子と
の出会いはスキュルチュール江坂でのこと。影と光
が交錯する印象的なロビー。その中庭に面するロビー
にラウンジアームチェアのセットが並べられている。


ジョージ・ナカシマに興味が湧き、いつか
の旅で訪れたジョージナカシマ記念館

動画を見て懐かしい記憶がよみがえる

香川はアートにあふれる場所。またの機会もあるはず

こちらはHiroshi kawjiri様の素晴らしい探訪記。
勝手ながらも、紹介させて頂きます。m(_ _)m


随分前となるが香川への家族旅行で、イサムノグチ
庭園美術館とあわせて、ジョージナカシマ記念館を 
訪れた。もう10年も前のことで、小さなこどもたちに
急かされながらの訪問に。こうして振り返っていると、
またゆっくりと訪れたい気持ちにもなる。アートに
あふれた香川県。香川県庁も再訪したい。いつかの旅
も思い浮かべつつも、引き続き京都の旅を楽しもう。


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