平戸に広がる祈りの風景へ
1550年、平戸にもたらされたキリスト教は繁栄、弾圧、
禁教、潜伏、継承、そして幾多の困難を乗り越えて活動
が再開され今に伝わる。平戸に広がる祈りの風景へ。
今回、平戸に建つ5つの教会を自転車で巡る旅をした。
平戸とキリスト教を学びつつ旅を振り返る
まずは田平天主堂から始まった旅
海岸沿いから小高い丘の上のカトリック宝亀教会へ
山を抜けて田園風景の先のカトリック紐差教会へ
そして橋を渡り生月島にあるカトリック山田教会へ
平戸をぐるりとめぐり最後は平戸ザビエル記念教会へ
2021年に長崎が舞台の映画、祈りが公開された。
主題歌も祈り。さだまさしさんが手掛けている。
島原への旅でふれたキリシタンの歴史。その原風景を
求めて平戸へと旅をした。過去にはキリシタンの苦難
の歴史があり、宣教師が不在の250年もの間、信仰を
絶やさず、継承してきた例は世界的にも珍しいという。
海はどこまでも続き空は大きく広がる。そして緑豊か
で穏やかな島の風景。過去の出来事に思いを馳せつつ、
平戸の生活に根付いた教会の建物を巡る。今回巡った
5つの教会は、外観や内部空間の色も形もさまざまで
教会ごとにいろんな思いが込められていると感じた。
平戸に広がる祈りの風景。長崎には400年以上も昔に、
西洋からもたらされたキリスト教の歴史があり、今も
守り伝え続けられている。それらは世界文化遺産にも
認定されている。長崎のまだ見ぬ風景へ旅を続けよう。
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