ANDO建築を楽しもう
薄灰色の打ち放しのコンクリート。サッシは農灰色で
影と同化する。建物の中では光が充満し、そして影が
沈殿する。研ぎ澄まされた静謐さには、ぴんと背筋が
伸びるような緊張感がある。それは、けして息苦しい
ものではなく、心地よく張り詰めた空気感。安藤忠雄氏
により設計された空間。この場所にもう少し留まって
いたい、陰影を感じていたいと思わせる何かがある。
大地の芸術祭の旅で出会った、安藤忠雄氏による空間。
建築を感じるのは楽しい。その場にいくことで初めて
体感できる空間の質。太陽