森の学校で自然を学ぼう
農舞台を後にして、次に訪れたのは森の学校キョロロ。
名前のキョロロはアカショウビンの鳴き声にちなんで
つけられている。愛着のわくネーミングだ。その全面が
コールテン鋼の特徴的な外観の建物は、建築ユニット
手塚貴晴+手塚由比の設計により2003年に開館した。
冬には展望台以外、雪にすっぽりと埋まることもある。
キョロロは学術的な研究だけでなく、地域住民と協働
し、里山の生き物や風土の情報を発信する場でもある。
手塚貴晴+手塚由比は彫刻の森美術館のネットの森も
自然豊かな里山の暮らしに憧れる。
棚田の畦道に合わせて作られた、道のような建物。
閉ざされた校舎。どこか懐かしい記憶。
いつか松之山温泉の雪の景色も見てみたい。
2015年に旅をした越後妻有の大地の芸術祭。農舞台
から、森の学校キョロロ、ボルタンスキー氏の最後の
教室へ。濃密な2日目の行程だ。自然の中で子どもたち
は体を動かし楽しんでアートに触れることができる。
豊かな自然とアートの旅。楽しい旅は続いていく。
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