見出し画像

森の学校で自然を学ぼう

農舞台を後にして、次に訪れたのは森の学校キョロロ。
名前のキョロロはアカショウビンの鳴き声にちなんで
つけられている。愛着のわくネーミングだ。その全面が
コールテン鋼の特徴的な外観の建物は、建築ユニット
手塚貴晴+手塚由比の設計により2003年に開館した。
冬には展望台以外、雪にすっぽりと埋まることもある。
キョロロは学術的な研究だけでなく、地域住民と協働
し、里山の生き物や風土の情報を発信する場でもある。

手塚貴晴+手塚由比は彫刻の森美術館のネットの森も

自然豊かな里山の暮らしに憧れる。

今までに見たことのない佇まいにわくわくが止まらない
塔の部分には窓。展望台のようだ
アートのような建物のまわりにも作品が並ぶ
窓の配置にもアートの要素を感じる
建物の端っこに設けられたカフェには
森とつながるように大きなガラス窓
開口部は少なく、設けるときは大きく
大きな鉄板の下は足下の水という作品
ようやくエントランスへ。次は自然を楽しもう
受付で虫取り網を借りて森の遊歩道へ
いたる所に設置された文字の刻まれた石もアートのひとつ
何かいないかな。地面に設置された石も探しながら
ここにも石。何か秘密が隠されているのかな
下の子はまだ上手に網を使えないようで
こっちのほうが楽しいみたい
建物の中で生き物を観察したり
木の工作に触れたり
お絵描きをしたり
十日町市の生き物について学んだり
また、積雪のリアルな高さに驚いたり
そしてアートな展示も楽しむ
せっかくなので展望台へ
ひたすら階段を上る。そこはアートな空間に
展望台のてっぺんへ。キョロロは森に囲まれている
楽しい森の学校キョロロ。また来よう
手のひらサイズの小さなキョロロ。鉄のオブジェをお土産に

棚田の畦道に合わせて作られた、道のような建物。

キョロロの近くの美人林には、美しいブナの木の風景
緑に包み込まれる気持ちのよい空間
そして自然とアートの旅は続く。この廃校の中には
ボルタンスキー氏の最後の教室という作品
記憶が閉じ込められたような
印象的な空間が展開される

閉ざされた校舎。どこか懐かしい記憶。

宿泊はひなの宿ちとせにてほっこりと
ゆっくりできる部屋での食事はありがたい

いつか松之山温泉の雪の景色も見てみたい。

2015年に旅をした越後妻有の大地の芸術祭。農舞台
から、森の学校キョロロ、ボルタンスキー氏の最後の
教室へ。濃密な2日目の行程だ。自然の中で子どもたち
は体を動かし楽しんでアートに触れることができる。
豊かな自然とアートの旅。楽しい旅は続いていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?