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ヌーラボの新たな組織体制とコミュニティの役割強化

どうも。ヌーラボの原田(@yasuhirox)です。ビジネスグロース部を率いている者です。

さて、お気づきの方もいると思いますが、今まで「マーケティング部」を率いてきましたが、この度、組織の名称がマーケティング部からビジネスグロース部へと変更になりました。

ビジネスグロース部って「どんな組織体制ですか?」と聞かれることが多いので、わかりやすいようにnoteに書いておくことにしました。


ヌーラボのミッション:「創造を易しく、楽しく」

ヌーラボでは「創造を易しく、楽しくする」というミッションを掲げています。何か新しいものを生み出すプロセスは、非常に価値がある一方で、往々にして大きな困難を伴います。

私たちのプロダクトは、そうした挑戦をするクリエイターの皆さんが、創造の過程をより楽しめるように設計されています。「新しい価値を生み出す」ことに喜びを感じ、創造そのものが楽しさに変わるようサポートすることが、ヌーラボの使命です。

ここで言う「クリエイター」とは、単にデザイナーやアーティストを指すのではなく、何らかの形で価値を提供する全ての人を指します。また、「創造」という言葉は、既存の枠を超え、新しい何かを生み出すという広義の意味を持っています。

私たちは、これからもクリエイターの皆さんが「創造の喜び」を感じられるよう、製品やサービスを提供し続けていきます。

ビジネスグロース部門の誕生

ビジネスグロース部門は、ヌーラボ製品の想起形成とデマンド、リード生成、CV、カスタマーサクセスの最大化の各種施策立案と実行を通じて、LTV向上と収益最大化を目指す組織です。

課としては「マーケティング」「セールス」「カスタマーサクセス」「コミュニティ」、で構成されています。

一見すると、ビジネスグロース部への名称変更によって組織が大きくなったように感じるかもしれません。しかし、実際にはそうではありません。

以前はマーケティング部として機能しており、その下にマーケティング、セールス、カスタマーサクセスがありました。

ただ、その構成には少し違和感がありました。読んでいてわかると思います。もはや間違い探しのレベルです。

中でも、「マーケティング部」の下に「カスタマーサクセス課」が存在することは、組織の名称や役割から考えても少し不自然に映る部分がありました。こうした背景から、名刺交換の際に相手が戸惑うこともあったでしょう。

メンバーの皆さんにも迷惑をかけました。私がもっと早く変えていればよかったんですが…本当に申し訳ございません。

そんなことから、組織の役割と機能をより明確にするために、「ビジネスグロース部」へと名称を変更しました。

しかし、単なる名称変更に留まらず、その背景には明確な意図と戦略的な再編がありました。

コミュニティがマーケティングとカスタマーサクセスに寄与する組織へ

ヌーラボのコミュニティはもともとマーケティング課の配下にユニットとして存在していました。

コミュニティは、コミュニティの力を通じてBacklogの想起を形成し、顧客からのフィードバックサイクルのデザインを担っています。顧客を理解する場でもあり、長期にわたる関係を顧客と築くことができます。

この持続的な関係が、顧客理解を深め、質の高いフィードバックをもたらします。さらに、コミュニティの力を活用して、顧客の成功を支援することもコミュニティの重要な役割です。

こうした背景を考えると、マーケティングからカスタマーサクセスに至るまで、各ユニットを跨いだ連携の強化がますます重要になってきます。

マーケティングの枠にとどまらず、組織全体のシナジーを生み出すためには、これらの組織を統合的にマネジメントし、持続的な成長を目指すことが不可欠です。

そのために、オンライン・オフラインを問わず、さまざまな手法を活用し、事業成長に最も貢献するフィードバックサイクルをデザインしていきます。

具体的には、オフラインのユーザー会「JBUG」や「Cacoo Connect」だけではなく、オンラインコミュニティの活用を通じて顧客との接点を増やし、双方向のコミュニケーションの強化です。

また、顧客の声を迅速に製品改善に反映させるためのプロセスを確立し、フィードバックを次の成長の原動力として、単なる顧客との接点ではなく、持続的な成長を支える基盤として進化していけるのではないかと考えています。

こちらを読んでいただけるとより一層理解できると思います。

機能別から目的別への変化

マーケティング課は、現在デジタルマーケティング、コンテンツマーケティング、イベントマーケティング、パートナーアライアンスの4つのユニットで構成されています。

これは機能・方法によって役割が分かれている状態であって、それぞれのユニットでの施策によってKPIが異なっています。

これを本来であれば、リードアクイジションとデマンドジェネレーションに分けるべきなのかもしれません。

なぜなら、各ユニットが独立して活動することで、全体的なマーケティング戦略が分散されてしまい、需要の創出やリード獲得のプロセスにおける一貫性が欠ける可能性があるからです。

ちなみにここで言うリードアクイジションは、新規顧客や見込み客の情報を取得するための活動を指します。一方で、デマンドジェネレーションは、製品・事業の想起形成や潜在顧客に対して製品やサービスへの関心を高めるための活動を指します。

明確に分けることで、それぞれのプロセスがより集中し、効率的かつ効果的な施策が展開できると考えています。

しかし、これを実現するためには、既存のユニット間の連携をさらに強化し、新しい目標と役割を明確に設定する必要があります。ここにまだ組織として、そのフェーズになっていないと思い、役割で組織を立てています。

それぞれのユニットが単独で機能するだけでなく、リードアクイジションとデマンドジェネレーションという全体像の中でシームレスに連携していく必要があるので、分けすぎると逆に効率が下がる可能性もあります。

そのため少し慎重になっている部分もあります。もちろん、超優秀なチームなので、より効果的かつ効率的なマーケティング活動を目指していける自信もありますけどね。その時がきたらって感じですかね。

おわりに

今回の組織編成は、プロダクトと顧客に対する理解を深め、持続的な成長を目指すための重要な一歩です。ビジネスグロース部門の設立を通じて、マーケティングからカスタマーサクセスまでの連携を強化し、全体最適なアプローチで組織全体のシナジーを最大化していきます。

さらに、コミュニティの力を活用することで、顧客との長期的な関係を築き、質の高いフィードバックを次の成長につなげます。オンライン・オフラインを問わず、多様な手法を駆使して、顧客とともに歩むヌーラボの姿勢をより強化していきます。

今後もヌーラボは、顧客と共に成長し続けるために、進化を続けてまいります。

なお、ビジネスグロース部では、絶賛メンバーを募集中です!興味を持たれた方は、是非ご検討ください!

もしサポートいただければ、今後のnoteに生かしたり、他のライターさんへのサポートに回したいと思います。