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判断に迷ってしまう、決めるのが苦手な人におすすめの情報の取り方

世の中には情報があふれています。インターネットを誰もが使え、SNSの普及で、個人が誰でも情報を発信できる時代です。

そんな時代だからこそ、情報の受け取り方はこれからの時代を生き抜くうえで必要不可欠な力だと感じています。

僕も日々、ネットや書籍、人から情報をたくさん取っていますが、すべてを真剣に受け止めることはしていません。昔はよく新聞を読みなさい、ニュースを見ないと馬鹿になるぞ、と言われてましたが、果たしてそれは今も大事なのでしょうか。

僕はニュースをあまり見ません。Yahooニュースをちらっと見るくらいです。なぜかと言うと、僕はアナウンサーではないし、池上彰さんのようにニュースを解説することを仕事にしているわけでもないからです。世の中のニュースや国際情勢を知って議論することは教養があるようにみえ、高尚な気分になりますが、ほとんどのニュースは自分の生活に関係がないからです。そのことを知って考えることに時間を使うのなら、今、目の前にある仕事やプライベートの目標を達成することを考える時間に使いたいです。

自分を前進させる情報だけを真剣に受けとる

僕が情報を見極める時に大事にしてるのは「自分を前進させるかどうか」です。ほとんどの情報は自分に関係ありません。つまり、自分を前進させない情報です。なので真剣に受け取りません。受け流します。

例えば、僕は今、来年の事業拡大に向けて、融資を取りたいと考えています。なので、中小企業の社長が融資をどうやって取っているのか、どういう銀行や機関から融資を取りやすいのか、そういった情報は自分を前進させるので積極的に取ります。

一方、芸能人が浮気した、政治家が汚職をした、等のニュースは自分が融資を取れるかどうかに全く関係ないので興味がありません。

これはわかりやすい例なのですが、やっかいなのは「それっぽい情報」です。

例えば、金のやり繰りに失敗して破産した企業のニュース、融資をなかなか取れずに苦労している社長の話、融資を取ったがその後の事業がうまくまわってない話、こういう情報は自分に関係ある情報かのように感じますが、ちょっと考えれば、自分を前進させる情報ではないとわかります。

物事には、長所があれば短所もあります、表があれば裏があります。完璧なモノなどこの世に存在しません。その中でどうやって自分を前進させるかが人生の醍醐味だと思います。なので、自分を前進させない情報はスルーです。そういうこともあるよね。でも、自分は違う、うまく前進させるとコミットします。

信頼できる人・コミュニティをみつける

この情報が自分を前進させるか、そうじゃないのか判断ができない。そういったこともあると思います。そんな時におすすめなのが情報の取りどころを絞ってくれる人やコミュニティをみつけることです。

その人やコミュニティが信頼できるかどうかの判断は世間の評判ではしません。成果物と実際に会って話して自分が感じた感覚を大事にします。話した感覚というのは経験値によりますが、いわゆるおいしい話をしてくる人は怪しいです。良い面だけでなく悪い面も含めて伝えてくれる人は信頼できます。やたらと良い言葉だけを並べて近づいてくる人は怪しいです。

大事なのはいろんな人の話を聞きすぎないということです。この人!と決めたら情報の取りどころを絞ったほうが迷いがなくなります。
恋愛に似ていて、本当に自分に合っているのかどうかは付き合ってみないとわからないです。3か月くらいで判断できると思うので、ピンとくる人と出会ったらまずは3か月間、集中してそこから情報を取れば良いと思います。