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自己紹介⑦(とっても寒かった長万部キャンパス)

大学生の頃を書きます。

東京理科大学 基礎工学部 生物工学科に進学しました。医学部を目指していた僕は残念ながら医学部は合格せず。生物の勉強が好きだったので、生物工学科に進学しました。研究者になろうと思って入学しました。

さて、東京理科大学のキャンパスは飯田橋・神楽坂にあるのですが、僕は一度もその校舎で学んだことがありません。
なんと1年目は北海道の長万部キャンパスです!

長万部、読めますか?
おしゃまんべ、です。
ここです。

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引用元:楽天市場ふるさと納税 長万部町(https://www.rakuten.co.jp/f013471-oshamambe/)

武道館で入学式に出て、そのままみんなで羽田に直行、新千歳空港からバスで3-4時間かかったと思います。

すんごく遠い。そして北海道は4月でも雪が残っててとても寒い。

人も全然いない、自分の地元以上の田舎に来てしまった僕は「ここで1年過ごすの大丈夫か?」と一抹の不安を覚えました。

そう1年間だけなんです。基礎工学部の生徒は1年間長万部キャンパスで過ごすという謎の育成方針だったのです。

4人1部屋の寮生活でした。予備校に続き、また寮生活。しかも個室無し。。。

でも、長万部の寮生活は予備校よりも全然楽しく、最高でした!
門限がない、ご飯が美味しい、天然の温泉に入れる、部屋の中はすごく温かい。テレビを見れる。酒も飲める。かなり自由でした。

1年間はあっというまに過ぎ去りました。
僕は授業にはあまり出席せずに、車の免許を取りに行って、そこで仲良くなった女性と遊ぶこと、あとはキャンパス内にカラオケルームがあったので、ひたすらそこで友達とカラオケしてました。

勝手なイメージですが、大学のキャンパスライフというのは勉強をするためにあるのではなく、人生の中で唯一何にも縛られず自由になれる時間なので、自分のやりたいことだけやれば良いものだと思い込んでました。

なので、周りの人がほとんど真面目に講義を受けてるのには衝撃を受けました。初日の講義でみんな時間通りに寮を出ていく姿をみた時のショックは忘れられません。

僕もあわてて準備をして、食堂で朝ご飯を食べて、初めて参加した講義は遅刻してすごく変な目で見られたのを覚えてます。
その時に思いました。
「あー、ここではやっていけないかも。。」

翌日からは開き直って講義にはたまーに参加するスタイルにしました。そしたら少数ではありますが、僕のように大学の意味を勘違いしてる人が何人かいたので、そういう人たちとつるむようになりました。講義を受けずにカラオケにいく。その繰り返しでした。

あとはお酒を飲みだした時期なので、しょっちゅう飲んでました。酔っぱらって夜中に映画を観てました。

ちなみに講義には気が向いた時だけ参加してましたが、生物の勉強はちゃんとしてました。僕は生物学の勉強をしに来たのに、プログラミングや数学、物理の講義を受けなきゃいけない意味が分かりませんでした。なので、その辺は無視して生物学の講義は出てました。あとは英語も。それ以外は不要と判断しただけです。(ちゃんと教養をつけるのは大事です。ちゃんと講義を受けることをお勧めします。)

そんな感じであっという間に1年が過ぎました。

まだまだいろんなことがありましたが、ひとまず1年生はこのへんで。

2年生からは千葉の野田キャンパスへ移動です。続きはまた明日。

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