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イノベーションをおこすためにSF思考に磨きをかけよう

SF思考とは、サイエンス・フィクションの未来の社会をイメージする力を活用して、イノベーション創出に役立てようという考えです。S Fプロトタイピング(試作品)とも呼ばれています。

日経新聞に、SF思考についての記事が出ていました。

クリエーターの視点で手塚眞氏(手塚治虫氏の長男)、企業における活用についてNTT執行役員の木下真吾氏、SF作家で企業向けのSFプロトタイプのコンサルタントの樋口恭介氏の3名のそれぞれの立場によるインタビュー記事が掲載されています。

SFプロトタイプは、ソニー、パナソニック、テスラなどでも活用されておりビジネスの成功事例は拡大しています。

では、SF思考は実際にどうやって実施するのでしょうか?

まず、最初にすることは数十年先の未来を自由に妄想することです。

SF作家は、全く関係がないようなキーワードを結びつけることからストーリーを着想するそうです。現実的になる必要はないので自由な想像力を発揮することです。

次に、そこに存在するであろう課題とその解決法を想像します。

あとは、逆算的に想像の未来と現在を結びつけるための目標を設定します。

最近、NTTドコモの味覚共有のCMを見ました。

離れた人と味を共有できるなんて考えも及びませんでした。最初このCMを見た時に正直「こんなの夢の話、SFの世界でしょ」って思いました。でも、6G時代にはドコモと明治大学などが共同開発した「人間拡張基盤」で可能になるそうです。現実に研究は進んでいるのです。

SFの世界観って、ドラえもんみたいに子供心に夢見たような光景なのかな、と思います。余計な常識感覚とか固定観念を捨てることがSF思考を磨くには重要ですね。

2024年はSF思考を持ってイノベーションに取り組んでみませんか?

その他、参考記事はこちらです。

最後までお読みいただき有難うございます。

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