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第221話 お客様アンケート

人財の成長とはその人の経験量の増加による成果、再現性の実現。
年齢や資格とは一切関係ない。

経験量の増加というプロセスなく、業績があがったり、再現性を発揮しても、天才あるいは見掛け倒しの可能性が高く、見掛け倒しなら自惚れを助長して、不平・不満を産み、天才の場合、発達の枠から外れているから特別扱いが必要になる。

そして経験量は”定性的”他者評価量で測定する。

そして”定性的”他者評価量はお客様アンケートで測定する。

人財が伸びることで業績が伸びている膨張なき成長をする会社は、最重要取組課題がお客様アンケートだろう。

他方で士業は、ナイーブだから、これが難しい。
”先生”とか呼ばれると叱られたくないわけだ。
それどころか、鼻持ちならない自尊心が邪魔して、人になんぞ評価されたくない、という残念な思考になりがちだ。
しかし、世の中そんなに甘くはない。
むしろ血も涙もないのが社会だ。
他者評価から学ばない組織は干されるしかない。
人を導く真の士業の先生こそ自己理解と自己成長のために他者評価を真摯に受け入れている。

ただ、辛辣なやつはたしかに一瞬きつい。

しかし。そんな「感情」は90秒で消える
これは科学的に証明されている。

ただ、これには条件がある。
賞賛の意見に慢心せず、辛口の意見を”自分の伸びしろ”だと捉えて、自己理解を深め、取り組むべき課題を設定していけば、だ。

うだうだと感情に飲み込まれ、お猿さんのように喜怒哀楽の感情スイッチを永遠に繰り返し押し続ける癖がある幼稚で未熟な人はダメだ。
喜怒哀楽は麻薬と同じ。快楽のもとだ。
動物ではなくホモサピエンス(賢い人)といえるには、これをあっさり”90秒”で終わらせる知恵がある生命体に進化しないといけない。

そうやって部下を動機づけしてあげるのが、大人すなわち”マネジャー”の仕事だろう。

マネジャーがこの育成マネジメントしないと、一軍の人財が育たないわけだ。


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