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士業経営の落とし穴【みんなハマる】 第14話 税理士・社労士型と司法書士・行政書士型の鉄板マーケティング①

士業は経営に向かない。マーケティングがいらないから。

マーケティングの専門家ではないので感想程度のはなしです。

士業は今でこそ広告ができますが、ほんの十数年前までできませんでした。150年の歴史で離れに離れた顧客創造からの距離。

逆です。
顧客は国家。近づき過ぎたのが運の尽き。鬼のように依存体質になったわけです。

他士業に比較して司法書士はとくにそういう部分があるかもしれません。監督官庁が法務省であり、そこは他と比べて経済的な利権がすごく少なそう(正義の役所なので当然です。)なので、その管轄する司法書士を”可愛がり”過ぎたともいえます。

さて、税理士・社労士の社会の価値、機能は、定期的に国とかにお支払いすべきお金を減らすというより適正にすること。
定期的な支出が人や法人の首を絞めることはみなわかります。なので高すぎないようにしたい需要が大きい。
定期的な公的費用が低すぎればあとでドカンと取られます。これがまた怖い。
いずれにしてもすごく士業への目、とくに経験値やもっと根本の思想・価値観への要求が厳しくなります。
いわば末長く付き合うことになるので依存信認関係がとてつもなく大きくなります。
というわけで、マンツーマンマーケティング&セールスが主流で、WEBでマーケティング&セールスはほぼない世界です。

相続など個人の不定期な公的費用の対策くらいしかWEBでのマーケティングは成立しないという感じです。

しかし例外的にそんな企業の顧問をWEBで集めまくる猛者もいらっしゃいます。ここは、みんな違いますが、共通項はなんとなくですがあります。

マーケティングの要素は、誰に何をどう売るか、そのうち
「誰」も狭いし
「何」も極めて小さい
抽象的にしか書きませんが、そういうことです。
これを早く仮説を立てて実験していったところが成長しているようです。

次回もう少し具体的にみていきます。


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