見出し画像

【おすすめ】東京で国宝中尊寺金色堂を見学してみた


【何を見学?】建立900年特別展「中尊寺金色堂」

世界遺産としても有名な、中尊寺金色堂のイベントが東京で開催予定されている。普段は奥州(岩手県)に中尊寺はあるわけだから、なかなか観にいけない。国宝を味わうめったにない機会&ハンドボール部の後輩がイベントに関わっていたので、思い立って見学に行ってみた。

中尊寺とは

wikiによると、「中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)は、岩手県西磐井郡平泉町の中尊寺にある平安時代後期建立の仏堂である。奥州藤原氏初代藤原清衡が天治元年(1124年)に建立したもので、平等院鳳凰堂と共に平安時代の浄土教建築の代表例であり、当代の技術を集めたものとして国宝に指定されている。」とのこと。

900年位前の話ね。いわゆる「なくよ(794)うぐいす平安京」に始まって、400年近く続いた平安時代の後半戦。主役が貴族から武士へ変わりつつあり、鎌倉時代が始まろうとしてる頃。

400年って、改めて平安時代って結構長いのね。今から400年前って戦国時代が終わって、江戸時代が始まった頃だものね。だから文化がじっくりと発展したのだな。

唐風文化・国風文化

  • ざっくりいうと、貴族の時代

  • 唐風文化は、遣唐使により中国から伝わったものがベース(法律とか文字とか服装とか)

  • 遣唐使が廃止され、独自文化が発達(国風文化へ)

  • 仮名の発達で文学が盛んになり、女性が活躍
    古今和歌集、源氏物語、枕草子

  • 仏教の広がり(空海、最澄)
    災害や治安の乱れに悩んだ庶民が救いを求めたことから広がる

  • 寝殿造(貴族の屋敷の様式)
    平等院鳳凰堂(10円玉な)

みどころ

  • 国宝の仏像11体がそろう
    阿弥陀如来坐像
    観音菩薩立像
    勢至菩薩立像
    計6体の地蔵菩薩立像
    持国天立像
    増長天立像

  • 国宝・金銅迦陵頻伽文華鬘など、美しい工芸品の数々

  • 黄金に輝く金色堂を8KCGの技術を用い原寸大で再現 

東京国立博物館HPより

【アクセス】東京国立博物館へ

おそらく初めての東京国立博物館。案内図を見たら、鶯谷の目の前に見える。が、ここ要注意!ぐるっと正門までまわる必要があります。

どう見ても鶯谷が近く見える

結論、上野から上野公園抜けて行く方が、シンプルでわかりやすそう。鶯谷駅からいくなら、南口でて、博物館ぐるっと回る感じで!いずれにしても、徒歩10分みたほうがよろしよ。

【期間】2024年1月23日(火)〜4月14日(日)

しばらくやってるので、ぜひ!

【時間】午前9時30分〜午後5時

閉館30分前に閉まるから要注意!展示を見るだけなら、さーっとまわれば、30分あればいけますー。

雑多な雑感

  • 見たほうが良いよ!素晴らしい

  • 入口の映像は、ヌルっとしてて、奥行きがあって、たくさんの人の目をひいていた

  • やっぱ個人的には、持国天と増長天の今にも動き出しそうな感じがスキ

  • 仏像は全体的に意外と小さめ

  • で、個人的に注目したのは、以下の経文で、金と銀の文字で美しす

  • あと、金光明最勝王経金字宝塔曼荼図!塔は文字で描かれているです

これ近くで見たほうがよい

総じて、一度の人生で見てみて損はない!

この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

50,667件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?