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「一人一人がタレント化」する未来な会社を創る!


一人プレイが得意なんだけど

なんかやっぱり経済合理性が強くない生き物な気がするマツオヤスヒロ(48歳)。一応、MBAとか取得して、コンサル会社を2社経験し、会社もベトナムと日本で創業し経営してきたけど、俺はやっぱり楽しみやワクワクを追求してきたんだなあと感じる日々なりよ。うん、コスパわるい笑。

うーん、どうしたいかというと

いつだって割と幸せな人生なので、これはこれでよかったけど、オマエサボルナヨー(意訳)と聞こえたし、それはそだなと思って、人生一度きりをやり切ると決めているので、こっからさらに角度上げてく!

その際に、どうやら一人で頑張るでは限界あると薄々感じているので(遅いな)、どう人を活かすかをテーマに取り組みたい。誤解を恐れずいうなら、人のことは良くわかるが、自分のことは分からないこの摩訶不思議な体験よ。

日本で起業した際には、本当にほぼ全て自分でやってた(当社比)

ベトナムはベトナム語分からんし、ベトナム人向け幼稚園の創業だったから、人の力を借りざるを得ず。ところが日本なら、言葉通じるし、大体自分でいけるやろ!と、営業から契約から給与計算からマーケから面談からコンテンツ作りから、何から何まで自分でやった(会計処理除く)。

まあ、自分でやれるなという気持ちと、ケチケチしてたってことがあるな。とはいえ、人材事業に加えて、デイサービスや保育園とか、段々と拡大するにつれて、これは一人じゃ無理やろと。さらには、拡大するなら尚更な。

チームで勝つには、集団の運が必要

つまり当社は、かなりハイリスクで危険なゲームを、三十四年間やり続けてきたわけである。(中略)
しかし分からないなりに、ある種の確信めいたものが私の中にはある。それが当社のずば抜けた「集団運」の強さだ。もちろんこれは天から与えられたものではない。自ら獲得したものと自負している。

『運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」』(安田隆夫)

規模とか影響力は比較にならないけど、創業当初は何もなかったことは一緒で、なぜドンキはここまで成功できたのか。ほんとすごいな。特許があるわけでもなく、特別な強みとかリソースがあったわけではなさそう。

で、その勝利の理由は、集団運を大きくしてきたからだと。ある時点から勢いがつき、自ら勢いよく転がり始めるとのことだ。

短期的な集団運と長期的な集団運

WBCで大谷翔平が言った「憧れるのはやめましょう」から優勝への道筋。これは短期的に発揮された集団運のケース。短期的な視点でのチームビルディング。

一方、ビジネスは中有長期的に勝ち続ける必要があるわけで、ドンキは現場への徹底した「権限委譲」でそれを実現している様子。

権限委譲の効果

ドンキの創業者は、自分がいわゆるエースで4番でさらには監督で、一番成果を出せる存在だと知っていた。その観念を手放し、勇気出して人に任せた結果、ドンキ(集団)としての幸運が最大化されたとのこと。個々の個性や得意技が発揮され、集団運を引き寄せたという。なるほどな。

現場では色々起きているわけで、変化対応が重要ってこと。そのためには、腹を括って、人に任せることが必要だと。

これは事業拡大の観点から見ても合理的な考え方で、ドンキによると、店の競争力があるから、拡張性があるとのこと。一般的には、独自性を追求すると多店舗展開しづらい気がするが(チェーンストアはつくりが一律やな)、実はその反対が正解だと。

そうして俺は

会社を大きくしていくと決めて、さてどうするか。俺のレベルでも、自分がやってきた成功体験があるから、全部自分の目を通して、何なら自分がやらなきゃと考えていた(めんどくさがりだがw)。

今では優秀なスタッフの皆さんがいるので、かなりお任せしておる。みんなタレントだよな。彼らの最大をどう発揮してもらえるかが俺の腕の見せ所やな。

で、俺的理解では

そもそも一人でやれることは限界。もう俺はこれ以上頑張れない(一人プレイという意味で)。なので、仲間の力が必要。ただただそれを応援するし、最後は責任取るし。その方が広がりが早くて成果も出て、面白い気がする!


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