VIOLENT ATTITUDE 2024/3.20@川崎クラブチッタ
行ってきました、川崎クラブチッタ。Doom主催によるジャパニーズメタル
ハードコアシーン、アンダーグラウンドシーンのベテランたちによるイベント、Violent Attitude。大半のバンドが90年代初期から活動(か80年代から活動)で達人揃い。今回はライブレポでもありますが、各バンドを調べてみたらめちゃくちゃ面白い話が多かったので半ば雑談的な「僕の知らなかった80年代、90年代メタルシーンとの出会い(と思い出)」みたいな記事です。緩い感じでどうぞ。あと、個人の感想を素直に書いているので茶化した感じになっているところはごめんなさい。
午前中用事があったので開演時間の12:30から少し遅れて会場入り。一組目からSHELLSHOCKかよ! SHELLSHOCKは1984年結成の日本スラッシュシーンの黎明期から活動する大ベテランで、かつてMetallization2(→ライブレポ)というイベントで観て「カッコいいなぁ」と思ったバンド。リズム感が独特だったんですよね。
前観た時はセカンドヘッドライナーだったのに今回は一組目とは。これは早い時間から観客を呼ぶためのスケジュールだったんですかね。最後2曲しか間に合わず涙。キレ味のいいスラッシュを奏でていたけれどちょっと全体像は分からず。
30分のステージが終わると間髪入れず次のステージがスタート。今回はメインステージが二つに分割されていました。こちらのステージでは一組目なのでセッティングが終わっていたため、タイムラグなしでのスタート。今回のイベントは全体的にめちゃくちゃ仕切りが良くてオンスケジュールでした。
二組目はNepenthes(ネペンシス)。初めて見るバンド。2012年結成らしいけどメンバーを見る限り他の出演者と同じくらいベテランに見えました。あとでわかったんだけど、今回のイベントはかつてDoomの藤田さんがエクスプロージョン(1982年から2018年まで神楽坂にあったライブハウス)にいたころ、出ていたバンド達の共演だったらしい。だからこのバンドのメンバーも80年代、90年代初頭から活動していたはず。調べてみたらやっぱりいろんな経歴を持ったベテランが集まったいわゆるスーパーバンドの様子。
音楽性はドゥームメタル。正しくドゥーミーな感じ。ヘヴィでサイケ。酩酊感がありつつところどころアップテンポに曲が変化する。安定感がありました。
なお、ファッションブランドのネペンテスとは関係ない様子。というか同じつづりNepenthesなのに「ネペンテス」「ネペンシス」と呼び方違うのね。
なお、Nepenthesとは食虫植物のウツボカズラのこと。
語源はギリシャ語で「悲しみを失くす(νη nē = 「ない」、πένθοςペントス= 「悲しみ」)」というものらしい。ネペンテス・ファルマコンという薬が「悲しみを忘れる薬(忘却薬)」としてオデュッセイアに出てくるそう。なんとなく神話に出てくる蛇かと思っていました。全然違った!
さて、10分の休憩(というか転換)を挟んで三組目。Warpigs(ウォーピッグス)。自分たちのことを「パーティーバンド」と呼んでいましたが、比較的ノリがいいヘヴィロック。バンド名の通りMotörhead味も少々(Warpigはモーターヘッドのシンボルの名前)。あとはZZ Topとか。だけどボーカルはもっとグロウル。このバンド、元Jurassic Jadeのメンバーが中心となり1980年代から断続的に活動している様子。あ、XではWarpigと書いてしまったけれど正しくは「Warpigs」です…。
そのコンセプト通り、ちょっと力の抜けたパフォーマンス。バンドとしては休止したり再始動したりしているためかそれぞれ個人のスキルは高かったけれどバンドとしてのアンサンブルはちょっと弱め。やっぱりコンスタントに活動しているバンドと休止しながらやっているバンドでは練度に差が出ますよね。でもさすが各人のキャラクターが立っていて、ボーカルはカリスマ性がありました。1988年のライブ映像を発見(ボーカルは今とは違う人)。
そして4組目、こちらも古参のスラッシュバンドであるUNITED(ユナイテッド)。ユナイテッドは90年代にBurrn!誌でたびたび目にしたけれど、今回出ているほかのバンドはB!誌であまり見た記憶がない…。僕が熱心にB!誌を読んでいたのは1993-1997ぐらいだから、その当時活発に活動していなかったタイミングなのかも。改めて調べてみるとみんな日本のスラッシュシーンの黎明期(80年代)や発展期(90年代)を支えたミュージシャンやバンド達なんですね(COTDとSIGHはちょっと毛色が違うけれど)。
さて、ユナイテッドは1981年結成で今日出たバンドの中では一番の古株。ただ、結成当初のメンバーは誰もおらず。アウトレイジが1982年結成だから日本のスラッシュシーンではシーンを牽引してきたバンドになるのでしょう。たぶん初めて。今まで見たことがない気がします。
ライブはけっこう音がモコモコ。それまでギター1人のバンドが多かったからここでツインリードになったせいもあるのかな。ライブ途中からPA改善し迫力が出てきました。あるいは、本人たちの存在感で音響が気にならなくなってきたのか。
ただ、ぶっ飛ばれされる感じはあまりなかったなぁ。「さすがベテランの技」という感じでしたが、今回は僕とチャンネルがぴったり合わなかったかも。こういうイベントってバンドの並びによっても聞こえ方が違うし、聴く側の体力の残り具合=「積極的に参加したい熱量」によってもだいぶ変わってきますからね。ちょっと疲れていたかも。
なお、さっきwikiで知ったけれど「Metallization」って一番最初はユナイテッドとアウトレイジの2組でやったイベント名だったんですね。MEtallization2はトリを務めたSurviveがオーガナイザーだった気がするんだけど。名前を借りて復活したということだったのか。
もう一つ知ったのが、「サビで脱力する曲」として僕の中で認定されているジューダスプリーストの「UNITED」がバンド名の元だったのか! この曲、「80年代のジューダスプリーストが方向性を模索している中で生み出された迷曲(シングルヒットが欲しかったJPが敬愛するクィーンのアンダープレッシャーとウィーウィルロックユーを混ぜ合わせて魔改造した曲だと個人的に思っている)」の一つだと思ってるんですが、それが元だったとは…。スラッシュメタルのUNITEDとはあんまりイメージがつながらない…(ほかにもっとそれっぽい曲がたくさんあるし)。一周してひねったユーモアセンスなのだろうか。
確かに場内BGMでも流れてました。キャッチーで耳に残るけれどサビがやる気ない感じ(なんかロブの歌い方もサイケだし)で脱力するんですよね…。歌詞とかテーマはいいんだけど。
5組目、前半戦最後を飾るのはJURASSIC JADE(ジュラシックジェイド)。こちらも観るのは二回目。前は渋谷サイクロンで観ました(→ライブレポ)。
めちゃくちゃ良かった! 個人的な好みで言えば、やっぱり日本人は日本語で歌う方が好きです。それは聴き手として意味が分かるかどうかというより(どのみち大音量激烈系バンドのライブでは知らない曲の歌詞はほぼ聞き取れない)、やっぱり発音や響きが自然な気がして。イタリアンプログレはイタリア語の方が好きだし、最近だとマネスキンも英語の曲よりイタリア語の方が好きだし。メタルも含めた広い「ロック」というジャンルはほぼほぼ英語なので、英語じゃない言語なだけで地域性が出て特異性を感じられるので個人的な好み。全編でなくても、ちょっと日本語挟むだけでやっぱり響きが変わるから、もっと日本語みんな使えばいいのにと個人的には思っています。メタル史で観ると2020年代は辺境メタル(非英語圏メタル)の時代だと思うし(The HU、Babymetal、Bloodywoodの躍進)、世界で活躍してきたラウドネスやサイが日本語アルバムを出したのもそれを敏感に感じたからかもしれない。Opethもスウェーデン語版アルバムを出したし!
閑話休題。
JURASSIC JADEはバリバリの現役感がありました。記憶していた印象より数割増しで迫力があった。前回観た後にアルバムを出してツアーもしたみたい。ハードな音楽をやる日本のバンドってバンド活動だけで生計を立てている人はほとんどいなくて、だいたい他の仕事を持っているんだけど、その中でどれだけバンド活動に時間を割いたかがそのまま練度として出てくる気はします。それは時期にもよる。他の仕事が忙しい時期もあれば、バンドにリソースを割ける時もある。JURASSIC JADEはバンドに時間を多く割いているタイミングだったのかもしれないなぁと。ニューアルバムからの曲も多く、創作熱も高い状態だったんだろうな。表現したいこと、そのために練る時間、積み上げてきた技術、それらが消費されて提供される贅沢な時間。
ここでDJタイムへ。いわば休憩的な時間だけれど、DJがあるのはいいですね。noteで繋がっている5B(五辺)さんがプレイされていました。
クラシックロック(サバスとか)から始まり、ヒップホップを経て、ハードコアが流れる。単なる場内BGMとは違う、ライブの合間だけれど高揚感が持続される感覚で良かったです。
後半戦。6組目はコールターオブザディーパーズ(COTD)。そういえばライブ観るの初かも。中心人物のNARASAKIさんは大槻ケンヂと特撮というパンクユニットをやっていて、それで何度もライブを観ているんですが、COTDとして観るのは初。
このバンド、確かインディーズマガジンで最初知ったんだよなぁ。インディーズマガジンというオムニバスアルバム付の雑誌が合って、当時はストリーミングとかYouTubeなかったから、インディーズバンドの音源を幅広く知るのにものすごく重宝していたんですね。それで音を知って、1998年に出たベストアルバムの「THE BREASTROKE」を買った記憶がある。その後大槻ケンヂのソロプロジェクト、アンダーグラウンドサーチライに参加して、筋肉少女帯が活動休止して特撮が始まる時にギタリスト、コンポーザーとして参加することになったんだ、と思ったり。そう考えると25年ぐらい知ってはいたけど観たことがなかったバンド。
まず最初に思ったのが「NARASAKIさん、COTDだとギター弾かず、ボーカルだけなのね」。ギタリスト兼コーラスのイメージがあるから、弾かないんですね。で、ボーカルはけっこう加工されていたけれど、歌そのものも上手くなっているような。細い声でちょっと不安定な音階(特撮でもNARASAKI氏メインボーカルの曲がときどきライブであった)の印象があったんですが、ボーカルもどっしりしていました。
前半は長尺で音響を楽しむプログレ的な、じっくり聴かせる感じの楽曲が続き、後半は激しめの曲というセットリスト。今までのバンドはだいたい4人(ギター、ボーカル、ドラム、ベース)が多くて、ツインリードで5人ぐらいが最高だったのにCOTDはメンバーが多かった。ギター2人、ボーカル、ベース、ドラム、キーボード(サンプリング?)、パーカッション(兼シンセ)で7人編成。音も厚め。後半、ギターの人がめちゃくちゃリフの刻みが速い曲が合って「この人上手いなぁ」と思ったり。確かこの曲、THE BREASTROKEに入っていたなぁ。多分「My Speedy Sarah」このリフの刻みに当時も衝撃を受けたような、、、でも聞き直したら全然当時より早かった。
7組目、Z.O.A.このバンドは完全に初めて触れるバンド。名前も知らなかった。調べてみたらかなりベテランの様子。1984年結成で今年40周年、また、2024年10月をもって解散の予定らしく、最後のイベント出演とのこと。偶然とはいえ観れたのは幸運なめぐり合わせと言うべきか。
サウンドはかなり高度な演奏技術に裏付けられた実験性のあるロック。エイドリアンブリュー期のキングクリムゾンをちょっと思い出したり。他にはあぶらだこか。とにかく、ギターもディストーションに頼っているわけではなく、ひとつひとつのノイズまで用いて音楽が奏でられていく。衝撃的。
ライブ全体を通してみるとずっと前衛的だったのでちょっと食傷気味にも感じたけれど、、、やっぱりこれは長尺のイベントならではか。多分、3バンドぐらいのイベントだったらブッ飛ばされ続けて終わっていたと思う。ちょっと疲れてくるんですよさすがに。スタンディングだから、ある程度ノリが良くないと疲れが意識に上がってくる。ロックの衝動的な部分とか、音像そのものは刺激的なんだけれど素直に乗れるような音楽じゃなかったからなぁ。こういう「聴く系」はやや不利かも。以前、ラウドパークのヘッドライナーでドリームシアターが出た時「疲れたなぁ」と思い、その後単独公演で観たら「ドリームシアターいいな」と思ったのと同じ現象。でも、「伝説のバンド」になるのはよく分かるし、かなり特異な音楽性でした。ここまで世界観を掘り下げているのは凄い。あとから思い出すたびに自分の中の評価が上がりそうなライブ。
8組目、Cocobat(ココバット)。ココバットは渋谷サイクロンの店長SEIKIさんがギターとして在籍しており、サイクロンにはなんだかんだ友人に誘われてよく行くので観るのは5回目か6回目のはず。相変わらずキレキレの弦楽器隊のアクションに、安定したボーカル。というか、今日のイベントの中で一番切れ味は鋭かったです。それぞれベクトルが違って、ベテランだから持ち味が違うから比較する必要も意味もあまりないのだけれど、ライブとしての純粋なノリ、熱狂という意味では一番。それまで比較的個々のスペースを守ってノッていた客席にもモッシュピットが出来ていたし。コンスタントにライブをやっているからでしょうね。凄くタイト。あと、セットリストもなんだかかなりキャッチーな、歌メロがしっかりある曲が多かった気がする。
久々に出した新作音源、「Devil's Rond」も披露。SABRRABELLSのカバー。
80年代、90年代のメタル好きならCocobatは機会があればライブを観るべき。比較的ライブ回数も多いし、チケットも取りやすいです。
9組目、SIGH(サイ)。初期ノルウェジアンブラックメタルの総本山とも言えるメイヘムのユーロニモスが主催していたデスライクサイレンスプロダクションからリリースされた唯一の日本人バンド、という肩書の通り、かなり初期からブラックメタルシーンで活動するバンド。ただ、僕は正直ブラックメタルはあまり好んで聞くリスナーではなかったので、掘り下げ始めたのは最近。Sighまではまだ手が回っていなかったのだけれど、前作Shiki(四季、死期)が「日本語詞」ということで興味を持ち、LPを買ってみたら素晴らしい出来だったのでライブを観てみることに。今日の一番の目当てでもありました。
結論として、めちゃくちゃ良かった。
子供たち(メンバーのDr.Mikannibalの娘たちと思われる、父親は川嶋さんなのかな?)がコーラス隊で出てきたり。なんだか学芸会、ファミリー発表会のノリすらありつつ奇妙に完成度が高いというか。手作り感があるのだけれど、別にクオリティが低いわけではない。基本的にメタラーの自分としてはものすごく楽しめたライブでした。でも、それまでハードコアなノリが強かったから今回のイベントの中ではやや異質だったかも。
他のバンドは比較的、みんな身体一つ、ギミックなしでやっていたのに対してメイクもしっかりやるし、さまざまな仕掛けや小道具を駆使していた。いろいろ調べると今日出たバンドたちも80年代、90年代にはいろいろギミック(化粧とか)をしていたようだし、JURASSIC JADEも一部舞踏みたいなものがあってパフォーマンスアート的な立ち位置があったのだけれど、Sighはもう見世物小屋。アリスクーパーのライブを思い出すぐらい。めちゃくちゃうさん臭くて楽しかった。
ライブは思ったよりも娯楽性が高いし、曲もけっこうメロディアス。Cradle of FilthやDimmu Borgirといった「商業的成功を収めているブラックメタルバンド」のフォーマット、シンフォニックでメロディアスなテイストを盛り込んでおり、曲も良かった。あと、実質30分のセットだったのだけれど、その短い間に持ちネタを全部ぶち込もうとしたのか、ずっとDr.Mikannibalが走り回って小道具を取りに行くは衣装を変えるは血糊を吐くわ子供たちを呼びに行くわ大騒ぎ。アーティストの意図した楽しみ方ではないんだろうけれど、その目まぐるしさにずっと爆笑していました。いや、メタル愛をめちゃくちゃ感じたし、個人的にはとにかく楽しくて笑えるライブだったんですよ。笑える、っていうのは多分意図した効果じゃないんだろうけれど。子供も出てきて家族全員で「お前を! 殺す!」とかコーラスされたら笑う以外にどうしろと言うのか。ライブが良すぎたので最近でたブルーレイも買ってしまった。決して万人に受けないと思うけれど、個人的にはめちゃくちゃ刺さったバンド。本質的には「メタル」というより「サブカルチャー」が好きなんです。「メタルというサブカル」を体現した素晴らしいライブ。
そういえばDr.Mikannibal(コーラスとサックスの女性)は東大の院卒で博士号を持っているらしい。リアルにDr(博士)。情報量が多すぎる。
ふと、大学時代に東大生の音楽仲間がいたことを思い出した。一緒にオムニバスアルバム作ったんですよ。で、彼が当時、猛毒(バンド名)のやっていた殺害塩化ビニール(というレーベル)にデモテープ送ったら「東大まで行ったのに人生棒に振るからやめとけ」みたいなことを言われたそうですが、ああ、Dr.Mikannibalは「棒に振る」方を選んだんだなぁと感慨深かったり。その結果として、家族でステージに上がってブラックメタルを合唱している。奇妙だけれど胸を打つドラマ。こみあげてきたのは笑いだったけれど、なんか感動した。
10組目、トリであるDoom。初。いまいち何が凄いのか分からないバンドで、多分リアルタイムで知らないからなんだろうな。正直、Sighで感情がピークを迎えていてすでに燃え尽き気味。
MCで「今日はかつて自分が働いていたライブハウスに出ていたり共演していたメンバーが集まってくれた」的なことを話す。知らずにチケットを取ったのですが、そういう企画だったのか。冒頭の方で書いた通り、Doomの中心人物である藤田さんはかつて神楽坂エクスプロージョンというライブハウスで勤めていたらしく、今日出たバンドはそのつながりだったらしい。観客も年齢層が高めだったけれど、エクスプロージョンに通っていた人たちが多かったのかな。エクスプロージョンの全盛期は80年代~90年代だと思います。メジャーデビュー前のX Japanが参加したことで有名なSkull thrash zoneというオムニバスアルバムを企画したのも藤田さんだったのか。
当時、エクスプロージョンは東京のスラッシュメタルシーンの中心的な場所だったらしい。全然知らなかったな。
実は2006年にエクスプロージョンワークスに音楽と全然関係がない仕事で行ったことがあって、その時は全然ジャパニーズメタルの歴史を知らなかった。今思えばもったいないことをしました。藤澤会長(当時)と小野間社長(当時)と話をした記憶があります。他に仕事をしていた女性がいた記憶があるけれど、今考えてみればあれはJURASSIC JADEのHIZUMIさんだったのかもしれない。分かりませんが。今だったらいろいろ教えてもらいたかったなぁ。
本編終了で体力的に限界を感じ、アンコールを待たず退場。十二分に堪能できたし、ジャパニーズメタルの歴史に触れることができた一日でした。
日本のメタルシーンも熱いですね。いろんな物語があるし、なかなか情報が出回っていないけれど一度バンドやキーワードを知ってしまえば日本語で得られる情報は多い。インタビューとか探せば結構出てくるし、知り合いの知り合いとかで直接つながれることもあるし。日本のメタルシーンは面白いですね。もっと追っていこう。
かつての神楽坂エクスプロージョンみたいな「東京インディーズシーンでメタルが盛んなハコ」というと、今は渋谷メタル会をやっている渋谷サイクロンなんだろうか。
それでは良いミュージックライフを。