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【中日ドラゴンズ】カリステ選手の起用法は? このまま三塁? それとも・・

春季キャンプも第2クールに入り、少しずつ実戦に向けた準備が進んでいます。

6日は投内連携が行われ、カリステ選手が第1クールに続いて三塁の守備に就きました。

昨季終盤になって日本の野球にフィットしたのか、47試合出場5本塁打という数字以上に、インパクトあるシーズンの終わり方をしました。

その時の守備位置は遊撃。打撃不振に悩む龍空選手を押しのけての出場でしたが、今季は三塁での出場となるのでしょうか。


今年の役割が見えつつある

三塁には、主軸候補である石川昂弥選手がいます。現在は2軍調整中ですが、コンディションが万全なら1軍でレギュラーを務めます。

昨季、立浪監督が我慢強く起用したこともあり、キャリアハイとなる121試合出場、自身初となる規定打席に到達するなど、今季への目処をつけました。

カリステ選手が石川昂選手からレギュラーを奪うことは容易ではなく、相当なアピールが求められます。少なくとも、石川昂選手と同じくらい長打を放つ必要があります。

三塁の守備で1歩抜け出す高橋周平選手も2軍ということで、カリステ選手が三塁を務めているだけかもしれません。

しかし、ここまでの守備位置を考えると、今年のカリステ選手はベンチから盛り上げる選手という計算が働きます。

立浪監督の思い

立浪監督は、日本人選手で二遊間を作りたい思いがあると考えています。

新人の津田啓史選手、辻本倫太郎選手を試すことに加え、三塁を守ることができる福永裕基選手を二塁で起用していることを考えると、カリステ選手の優先度が落ちていると感じます。

いつでも二遊間を任せることができ、今は人数の関係で三塁を務めているだけで、信頼の表れという可能性もあります。

ただ、昨季に続き、ドラフト上位で二遊間を補強し、立浪監督が強化したいと思っていることは確実です。

ビシエド選手が外国人枠を外れ、外国人選手の起用法が柔軟になっていることは間違いありません。

新人の活躍次第ですが、カリステ選手はスーパーサブとして計算されていると考えています。

若竜支える心強い存在

中田翔選手やディカーソン選手など、長打力が売りの選手は打撃練習で柵越えの本数が報道され、大いに注目を集めています。

カリステ選手の報道は少ないですが、映像を見る限り、現状は打撃状態がかなり良いです。昨季同様、コンパクトな打撃で鋭い当たりを連発しています。

広いバンテリンドームに適した打撃で、一発長打の期待も秘めています。

実戦の結果で話題になる前に、カリステ選手の打撃、守備位置に注目しておいて損はありません。

若竜を支える、これほど力強い存在はいません。


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