2023年キャンプの注目選手は背番号「4?」【中日ドラゴンズ・野手編】
前回の投手編に引き続き、キャンプの注目選手を紹介します。今回は野手編です。最後まで是非、ご覧ください。
前回の投手編も是非、ご覧ください。
立浪監督初勝利に貢献
今年の1軍キャンプでは、新加入の選手が8名選出されました。高卒1年目で1軍キャンプに選出されたドラフト4位の山浅龍之介捕手(聖光学院高)にももちろん注目ですが、最も注目すべき選手はプロ11年目の溝脇隼人選手です。
昨季は自己最多となる87試合に出場。柔らかいグラブさばきと、巧みなバットコントロールでチームに貢献しました。
なにより、昨シーズンのチーム初勝利に導く決勝タイムリーを放った姿は、印象に強く残りました。記念すべき立浪監督の初勝利に、大きく貢献しました。
1軍級の力を証明
例年、調子が上がってきたと思った時に、離脱してしまっていた溝脇選手。持っている力はレギュラー級なだけに、どこかもどかしい気持ちもありました。
しかし、昨シーズンは溝脇選手の力が存分に発揮できた1年となり、十分1軍で活躍できることを証明しました。
阿部寿樹選手が抜けた今、実績を見れば溝脇選手が二塁のレギュラーに近い状況だと言えます。立浪監督は、二塁は新人が守る可能性があるとコメントされていますが、現時点で溝脇選手が開幕1軍を迎える可能性は高いと考えています。
必要不可欠な存在
新人選手がどこまで新たな風を起こすか分かりませんが、溝脇選手の存在は必要不可欠です。三ツ俣大樹選手も退団し、内野手の顔ぶれが大きく変わりました。仮に新人選手を優先的に起用するとしても、経験を積んだ溝脇選手の存在があってこそ出来る起用法です。
岡林勇希選手や龍空選手が台頭し、大島洋平選手を含めて左打ちの巧打者は豊富です。溝脇選手が今季もどこまで持ち味を発揮することができるのか。キャンプで最も注目すべき選手です。
【参考サイト】
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