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【中日】岩嵜翔投手・福敬登投手がキッカケに? 立浪監督の策を活かすヒントとは ~7/27~

◇7月27日 阪神7-3中日(甲子園)

中日先発・メヒア投手が試合序盤から失点を重ね、5回終了時点で0-7。

借金は今季最多の「10」まで膨れ上がり、Aクラスの背中が遠くなってきました。

立浪和義監督はこの日、福永裕基選手を左翼で起用。高橋周平選手との同時起用を可能にした攻撃型オーダーで挑みました。

ただ、今後の浮上を探るには、別のポイントにヒントが詰まっていました。


意図伝わる敗戦

前日(26日)、12安打を放ちながら1得点に終わった打線。今季もチーム得点数はリーグ最下位で、課題であることは明白です。

課題を克服するべく、攻撃型オーダーを組んだ立浪監督。守備面には目を瞑り、とにかく得点を奪いたいという意図が伝わってきました。

この日は阪神先発・大竹耕太郎投手に抑えられたものの、挑戦した上での敗戦。敗因は先発投手にあり、今後に繋がる敗戦でした。

岩嵜投手・福投手の好投がキッカケ

中日打線が得点を奪ったのは8回と9回。そこには共通点がありました。

それは、直前の守備で3者凡退に抑えていることです。

7回裏は岩嵜翔投手が、8回には福敬登投手がそれぞれ3者凡退に抑え、攻撃陣にいい流れを作りました。

ほぼ勝敗が決していたとはいえ、次戦に繋がるプラス材料。阪神・岩崎優投手を登板させたことは、この日1番の収穫でした。

岩嵜投手、福投手の好投がなければ、より一方的な試合になっていた可能性があります。

敗戦濃厚な試合でみせた2人の投球は、注目されることはなくても無視することはできません。

投手陣の重要性が浮き彫りに

投手が流れを作り、打線が得点を奪う。試合終盤に限っては、中日の理想に近い流れが生まれました。

攻撃型オーダーを今後も続けたとしても、打てない試合もでてきます。ただ、解体してしまうには惜しい打線です。

立浪監督の意図は伝わってくるだけに、投打が噛み合えば上位進出のキッカケが掴めます。

攻撃型オーダーで挑んだ試合で、投手陣の重要性が浮き彫りになりました。

【参考サイト】


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