侍ジャパンVS広島で光った「右腕」 1軍登板なしもブレークの可能性秘めた投手とは ~11/5~
2025年シーズン、鯉の背番号「47」が台頭しているかもしれません。
広島は5日、侍ジャパンと練習試合を行い、3回裏から斉藤優汰投手が登板。
2022年、苫小牧中央高からドラフト1位で入団した右腕は、2イニングを3安打1失点。
球速表示はなかったですが、直球に大いなる可能性を感じます。
強打者相手に直球勝負
斉藤投手は立ち上がり、清宮幸太郎選手、森下翔太選手に対し、全球直球で勝負。中飛、左飛とそれぞれ強打者を抑えました。
2死から村林一輝選手に中安を浴びたものの、投ゴと紙一重の打球。続く坂倉将吾捕手は直球で中飛に仕留め、スコアボードに「0」を刻みました。
練習試合とはいえ、日本を代表する打者を相手に直球中心の配球。外野まで運ばれましたが、ファールを稼いでいけるような球でした。
2イニング目となった4回は、先頭の辰己涼介選手に対しカーブとフォークを織り交ぜて二ゴ。
続く小園海斗選手への四球をキッカケに1点は失いましたが、直球を際立たせる変化球が光りました。
ドラフト1位の素質
斉藤投手はプロ2年間で1軍登板がなく、今季は2軍で7試合に登板して0勝3敗、防御率6.11。
将来に向けて経験を積む中、侍ジャパン相手にみせたドラフト1位の素質。
目を見張るような成績ではなく、この日登板した侍ジャパン投手陣に比べれば課題は多いですが、秘めた輝きは負けていません。
粗削りながら、直球で勝負していける投球スタイルは魅力。2025年シーズン、広島の戦力として他球団に脅威を与える可能性があります。
2025年シーズンは要チェック
相手の実戦感覚や練習試合ということを考慮しても、無視することのできない斉藤投手の投球。
ここまで1軍登板はありませんが、新たなスター候補として注目を浴びるかもしれません。
プレミア12に向けて侍ジャパンが調整する中、輝いた斉藤投手の個性。
2025年シーズン、要チェックの投手が1人増えました。
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