【中日ドラゴンズ】次なる勝利の方程式!? 気になった松山投手の起用 ~8/11広島戦~
違和感というより、驚きが勝りました。
11日の広島戦。3対3の同点で迎えた8回。マウンドには育成から這い上がったルーキー・松山晋也投手。
150㌔超の直球と鋭く落ちるフォークを武器に、ブルペン陣に強力な個性の華を咲かせています。
ここまで主にビハインド、点差の離れた場面で起用されていた松山投手。直近の2試合を完璧に抑えていたとはいえ、この起用の裏に立浪監督のメッセージが込められているのではと感じます。
清水投手ではなく・・
4連敗中のドラゴンズ。6回終了時点で3対1とリードし、後は勝利の方程式に繋ぐだけでした。
しかし、7回に勝野昌慶投手が堂林翔太選手に被弾。同点とされてしまいます。
7回裏の攻撃は3者凡退に終わり、試合の流れが広島に傾きつつあった場面。その勢いを止めるべく、8回の男・清水達也投手が登板すると考えていましたが、松山投手がマウンドに登りました。
8月5日以来、登板がなかった清水投手。一方、松山投手は9日に登板したばかり。清水投手が連投している、あるいはコンディション不良ならこの起用法は分かりますが、その後清水投手は延長10回に登板。
いつもとは違う起用法に、謎が深まりました。
評価が急上昇!?
清水投手も松山投手も同じタイプの投手。これまで8回の男を務め、3試合連続無失点中だった清水投手が降格したということは考えにくいです。
延長戦が視野に入っていたとしても、8回清水投手、9回R・マルティネス投手、10回松山投手という起用であれば、過去の起用からみても違和感を抱くことも驚きもありません。
チームが突然追いついたというわけでもなく、3対1のままなら恐らく清水投手が登板していたはずです。
松山投手の評価が急上昇しているということでしょうか。
明らかに何かを発信
連敗の原因が勝利の方程式にあるのであれば分かりますが、今回の連敗に勝利の方程式は関わっていません。
この日は同点に追いつかれましたが、ここまでチームを支えてきた勝利の方程式。登板過多という心配事はありますが、勝利の方程式を解体する意味はありません。
急成長する松山投手。近い将来を見据え、次なるステップに進んだということでしょうか。
それとも、次なる勝利の方程式を作り始めた合図でしょうか。立浪監督のメッセージ内容は読み切れませんが、明らかにメッセージを発しているように感じます。
皆様はどのように考えますか?
【参考サイト】
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