見出し画像

ようやく見えた!理想の攻撃形【中日ドラゴンズ・7月19日】

 待ち望んでいた理想の攻撃が、ようやく実現しました。中日は19日、バンテリンドームでDeNAと対戦し、3対2で勝利。1点差を守り切る中日らしい試合でしたが、初回から3点を奪う猛攻撃。追加点は生まれず、中継ぎ陣が耐えるいつもの展開でしたが、打線が開花するキッカケは生まれました

主砲の一振り

 初回、一死1、2塁から主砲・ビシエド選手が左翼へ特大本塁打。最高の形で3点を先制し、一気に主導権を握りました。

 その後も得点には結びつきませんでしたが、安打と2個の四球で二死満塁とチャンスを作ることに成功。攻撃の手を緩めることなく、DeNA先発・石田健大投手に初回から43球投げさせました

理想の攻撃

 前日(18日)はわずか1得点で敗戦。チャンスを生かせず、1点差で敗戦しました。その悔しさを晴らすかのような初回の攻撃。停滞している竜打線に、一筋の光が見えた瞬間でした。

 上位打線でチャンスを作り、主砲の一振りで先制。その後も粘りを見せてチャンスを作る。まさに理想のような攻撃を魅せた竜打線。追加点が生まれず、接戦となってしまったのは反省点かもしれませんが、素晴らしい攻撃の形を見せたのは大きな収穫です。

平田選手・福田選手が持ち味発揮!

 特に、3番に抜擢された平田良介選手の四球が効果的だったと感じます。一死2塁のチャンスで、冷静に四球を選んだ平田選手。まさに平田選手の選球眼が勝利を呼び込んだといって良いでしょう。石田投手も制球を乱していましたが、平田選手が低めの球をしっかりと見極め、堪えたことがビシエド選手の本塁打に繋がったと考えています。

 また、この日1軍昇格した福田永将選手も持ち味を発揮しました。試合前まで6打数0安打。今季初安打が生まれていない状況でした。しかし、初回の打席では追い込まれながらもコンパクトかつ力強いスイングで中安打を放ち、今季初安打をマーク。

 6回の第3打席では、相手投手の変化球を上手く捉え、左翼フェンス最上部に直撃する二塁打を放ちました。惜しくも今季初本塁打とはなりませんでしたが、自慢のパワーを魅せた福田選手。竜打線に欠ける長打力をアピールし、存在感を示しました。

継続がカギ

 初回の勢いそのままに、大量得点とはいかなかった竜打線。それでも、明るい兆しが見えたのも確かです。この形を継続することができれば、Aクラス争いも見えてきます。毎試合上手くいくことはないかもしれませんが、徐々に理想の攻撃が増え、得点数が増えていくことに期待したいです。

【出典】
プロ野球 - スポーツナビ (yahoo.co.jp)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?