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小笠原さん・ロドリゲスさん、おめでとうございます!【中日ドラゴンズ・9月30日】

 最下位が確定してから一夜明け、最高に明るい話題でいっぱいの試合を魅せました。先発の小笠原慎之介さんがプロ7年目にして待望の2ケタ勝利を達成。8回に登板したロドリゲスさんは、この日も無失点投球。45HPとし、最優秀中継ぎのタイトルを手にしました。

2ケタ勝利&規定投球回到達

 プロ1年目から1軍の先発マウンドを経験してきた小笠原さん。プロ3年目の2018年には開幕投手を務めましたが、20年はわずか1勝に終わり、正念場を迎えていました。

 転機となったのは昨季。自己最多を更新する8勝を挙げ、自身初の規定投球回にも到達。投手として数段上のレベルに達しました。

 そして今季。本拠地開幕投手を務めましたが、コロナ感染で離脱。苦しい時期もあったと思いますが、シーズン後半から無双状態。9月最後の試合で自身初の2ケタ勝利を決め、2年連続規定投球回にも達しました。シーズンオフの契約更改、年俸大幅アップは間違いないでしょう。

中継ぎ転向1年目でタイトル

 今季から中継ぎに転向したロドリゲスさんは、中継ぎ投手として最高の栄誉である最優秀中継ぎのタイトルを獲得しました。昨季までは先発を務めていましたが、突如制球を乱す場面があり、昨季はわずか1勝に終わりました。

 しかし、中継ぎに転向した今季はここまで56試合に登板して防御率は脅威の1.15。1点を守り抜く中日の野球に大きく貢献しました。まさに大ブレークを果たした1年といえるでしょう。

リーグトップクラスの成績

 この他にも、守護神のR・マルティネスさんが最多セーブ、大島洋平さんが首位打者、岡林勇希さんが最多安打のタイトル争いに絡んでいます。リーグトップクラスの成績を残している選手は多くいます。チームの課題を克服すれば、優勝がみえてきてもおかしくありません。ドラフト、補強、残留交渉。フロントの動きが例年以上に重要となりそうです。

 最後になりましたが、小笠原さん・ロドリゲスさん、おめでとうございます!!

【参考サイト】


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