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【中日ドラゴンズ】四死球絡みで攻めた!勝敗以上に今後に繋がる対阪神戦 ~4/21~

中日・小笠原慎之介投手、阪神・青柳晃洋投手による好投手対決。ドラゴンズは前日、延長11回の末敗戦。リリーフ陣を6人投入し、この日は難しい試合になることが予想されました。

青柳投手から容易に得点を奪えないことに加え、早め早めの継投は難しい試合。小笠原投手の出来が、勝敗を分けると予想していました。

ただ、この日は青柳投手が不調。3回途中4失点でマウンドを降り、小笠原投手のギアが上がっていきました。

試合は4対1でドラゴンズが勝利。連敗ストップに成功しました。この試合のポイントは四死球でした。

四死球が絡んだ得失点

野球ではよく、先頭打者への四球はいけないと聞きます。はっきりとした理由は分かりませんが、先頭打者への四球が得点に絡むシーンをよく見ます。

小笠原投手の立ち上がり。先頭の近本光司選手に四球を与え、その後の失点に繋がりました。

対する青柳投手も、2回、3回と失点した場面は、四死球が絡みました。本来の青柳投手であれば抑えられていたかもしれませんが、この日は制球が乱れ、球威も今ひとつだと感じました。

6回に光った木下捕手のリード

序盤で3点のリードを奪ったドラゴンズ。しかし、6回に四球から不運な内野安打も重なり、1死一・二塁のピンチ。嫌な流れだと思いましたが、木下拓哉捕手のリードが光って無失点。この試合のターニングポイントだと感じています。

佐藤輝明選手に対しては、カーブを多投。全くタイミングが合っていないこともあり、4球中3球カーブを投じ、欲しかった三振を奪いました。

続く井上広大選手に対しては、チェンジアップでカウントを整え、最後は直球で三振。

1、2打席目ともチェンジアップにタイミングが合っておらず、この打席も最後はチェンジアップだと考えていましたが、直球で押しました。この配球は、今後の対戦において非常に重要なものになったと考えています。

作戦が絞られてきた?

難しい試合になると思われましたが、小笠原投手の好投により、勝利と前日に登板したリリーフ陣を休ませることに成功しました。

一方、阪神は富田蓮投手、及川雅貴投手、加冶屋蓮投手が連投。富田投手、及川投手はイニング跨ぎをしており、明日以降の起用法が読めてきます。

次戦の先発は村上頌樹投手。初対戦ですが、直球でグイグイ押し込んでくるタイプではなく、ドラゴンズ打線が得意とするようなタイプではないかと考えています。

リリーフ陣を使わせ、作戦の選択肢を絞ることができた上での残り2戦。安泰ではありませんが、少しは戦いやすい状況ではないでしょうか。

【参考サイト】


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