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【中日】中田翔選手・岡林勇希選手より優先!? 立浪監督が着手したチーム課題とは ~6/20~

6月17日から20日まで試合がなかった中日。この間、様々なメディアが予想していたトレードは起きず、他球団含めて戦力の増減はありませんでした。

そんな中、19日に田島慎二投手とフェリス投手が1軍に合流したと報道がありました。

17日に岩嵜翔投手、柳裕也投手、ブライト健太選手を抹消し、選手を入れ替えてきた立浪和義監督。

借金6、5位タイからの逆襲に向け、中日の強みを整備したいという意図が伝わってきます。


立浪監督の危機感

実際に1軍登録されるかは分かりませんが、田島投手もフェリス投手もリリーフという共通点があります。

中日は16日に梅野雄吾投手(18試合登板)、14日に藤嶋健人投手(20試合登板)を抹消しており、岩嵜投手含めてリリーフ陣が相次いで2軍へ。

15日に祖父江大輔投手を昇格させたとはいえ、防御率は7.50。

交流戦最後の試合となった16日のロッテ戦では、2-4とビハインドの展開にも関わらず、勝ちパターンの清水達也投手を投入する事態となりました。

自慢のリリーフ陣が崩れる前に整備する。立浪監督の危機感が伝わってきます。

中田選手・岡林選手の状態が上がらない中で

いくつも解決すべき課題がある中、チームの強みだけは崩壊させないという意思も伝わってきます。

中日は前カードのロッテ戦で、計6つの失策を記録。初戦こそ中田翔選手の一打で勝利したものの、理想とはほど遠い内容でした。

ここまで、中田選手は打率.225、3本塁打、岡林勇希選手は打率.188と、活躍が期待される野手の調子が一向に上がらない課題もあります。

その中で、まずリリーフ陣の整備に着手した立浪監督。

チーム、一部主力の状態が上がらない状況下でも、強みだけは失いたくない、崩壊させたくないという意思が伝わってきます。

反撃の一歩踏み出す

清水投手をビハインドの場面で登板させた反省を活かすため、まずは田島投手、フェリス投手ともにビハインドの展開での登板が予想されます。

齋藤綱記投手、自己最多登板に迫る橋本侑樹投手に加え、防御率4点台の勝野昌慶投手が調子を取り戻せば、盤石の体制で勝ちパターンに繋げます。

混戦模様のセ・リーグ。中日だけポツンと離されないためにも、僅差の試合をモノにしていくことが求められます。

そのための一手として、リリーフ陣の整備に着手した立浪監督。

野手陣を中心にまだ課題は残されていますが、反撃の一歩目は無事に踏み出しました。

【参考サイト】





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