【中日】近年最強の布陣? 貯金生活に貢献したプロ10年目の捕手とは ~4/7~
4月5日から7日、敵地・マツダスタジアムで行われた広島3連戦。
初戦は1-0、2戦目は4-0と2戦連続完封勝利を挙げると、3戦目も1-0で完封勝利。
開幕カードで苦戦したことが嘘のように、中日らしい野球ができています。
開幕して間もないとはいえ、2つの貯金を作った中日。貯金生活に突入した要因として、プロ10年目の捕手・加藤匠馬捕手の活躍が挙げられます。
捕手陣が近年最強の布陣となり、明るい光がチームを照らしています。
近年の成績を上回る活躍
加藤匠捕手は1戦目、2戦目に「7番・捕手」でスタメン出場。
開幕投手・柳裕也投手と涌井秀章投手の今季初白星に貢献し、いい流れを作りました。
課題の打撃でも、2試合連続安打を記録。昨年は無安打、ロッテに在籍していた2年前は1安打と、早くも近年の成績を上回りました。
3戦目は、8回から途中出場。ピンチを招きましたが、無失点リレーを完成させました。
正捕手・木下拓哉捕手が開幕から14打数無安打と苦しむ中、チームを支えています。
選手層の厚さを示した
加藤匠捕手の活躍で、捕手陣は心配することがないほど強力となりました。
木下捕手、宇佐見真吾捕手に次ぐ3番手捕手の立場でしたが、今カードの活躍は正捕手級でした。
木下捕手の不調を忘れさせるような活躍は、選手層の厚さを示しています。
宇佐見捕手は3戦目でスタメン出場。決勝点となる適時二塁打を放ち、打率.429と好調を維持しています。
そして、「加藤バズーカ」と呼ばれるほどの強肩が武器の加藤匠捕手がいる布陣。
故障がない限り、ぐらつく要素が見当たりません。
シーズン前の計算以上
木下捕手が復調すれば、加藤匠捕手の出番が減少することが予想されます。
ただ、今カードの活躍を考えれば、ベンチに控えているだけで心強い存在となります。
2軍には、侍ジャパンに選出された石橋康太捕手もいます。
シーズン前に計算していた戦力以上の充実ぶりをみせる捕手陣。
選手は代わっていませんが、加藤匠捕手の活躍が近年最強の布陣へと押し上げています。
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