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【中日】松木平優太投手がプロ初勝利! 板山祐太郎選手の1つ目のプレーがポイントに ~7/31~

◇7月31日 中日1-0ヤクルト(バンテリン)

中日・板山祐太郎選手の二塁守備が、松木平優太投手のプロ初勝利を後押ししました。

効果的だったのが、1-0でリードした5回表。1死二、三塁とピンチ場面で、ハーフバウンドを好捕して三塁走者の生還を許しませんでした。

前進守備を敷く中、完璧なプレーで松木平投手を救った板山選手。その前に、もう一つ効果的なプレーがありました。


3回表のプレー

それは、0-0で迎えた3回表。両チームとも序盤のチャンスを活かせなかった中で、先頭の長岡秀樹選手に出塁を許し、無死一塁となった場面でした。

打席には、この日初打席となる西川遥輝選手。カウント1-1から、二塁へライナー性の強い当たり。安打になれば、無死一、三塁の大ピンチ。

その時、板山選手が打球を好捕し、注文通りの併殺打。ピンチの芽を摘み、一気に流れを引き寄せました。

5回の守備で失点を防いだことも大きいですが、3回の守備がなければ松木平投手は崩れていたかもしれません。

先制点に繋がった好守

板山選手の好守が影響したのか、直後の攻撃でチームが先制点を奪う好循環。結果的に決勝点となり、勝敗を分けました。

この日、板山選手は「6番・二塁」でスタメン出場しましたが、3打数無安打。安打性の一直はありましたが、初回のチャンスで凡退していました。

打席では結果が出なかったものの、先制点に繋がる好守と失点を防いだ好守。

投のヒーローは松木平投手、打のヒーローは決勝打を放った高橋周平選手ですが、守のヒーローは間違いなく板山選手でした。

立浪監督の采配からも・・・

立浪和義監督の采配からも、板山選手に対する評価が伝わってきました。

1-0とロースコアの接戦。これまでの起用法を考えれば、守備固めに田中幹也選手を起用してもおかしくない場面でした。

しかし、立浪監督は最後まで板山選手をグラウンドに残しました。

同点、逆転された場合に備えた、もしくは田中選手が試合に出場できる状態ではなかったという可能性も否定できませんが、この日の板山選手の守備は神がかっていました。

交代させることで、いい流れが途切れる可能性もあります。

松木平投手のプロ初勝利を支えたのは、板山選手の守備でした。

【参考サイト】


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