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【中日】細川成也選手の後は誰が打つ? 新打線に潜む課題解消策は ~7/12~

◇7月12日 中日3-0阪神(バンテリン)

中日は2回裏、高橋周平選手の適時打、細川成也選手の2点本塁打で3点を先制。

先発・高橋宏斗投手の状態を考えると十分すぎる援護点で、チームの連敗を3でストップさせました。

4番に福永裕基選手を起用し、細川選手を6番に据えた新打線が機能した試合。

一方、注意すべき点も残っています。


下位打線勝負の可能性

それは、細川選手の後を打つ打者です。

この日は、加藤匠馬捕手、ロドリゲス選手の並びでしたが、ともに試合前時点で打率は1割台。

細川選手の打力と比較すれば、相手チームが細川選手との勝負を避け、下位打線で勝負する可能性が高くなります。

試合終盤であれば代打の可能性もありますが、序盤から動くことはできません。特に加藤匠捕手の場合は、強肩という武器を自ら手放すことになります。

先制のチャンス、追加点のチャンスを逃してしまう可能性が高くなっています。

石橋捕手・岡林選手を起用

ただ、この日は8連戦の4戦目。センターを守るカリステ選手がスタメンから外れ、現状組める最良の打線というわけではありません。

カリステ選手がスタメン復帰すれば打線の形が変わるとはいえ、不安を残す下位打線。

10日のDeNA戦で2本の二塁打を放った石橋康太捕手が、下位打線で起用されれば不安が解消されます。

状態が上がりそうで上がらない岡林勇希選手を下位打線で起用する策も考えられます。

カリステ選手がスタメンに復帰した時の打順に注目です。

5回の攻撃

3点を先制した後、追加点を奪えなかった試合。

5回には、先頭の加藤匠捕手が二塁打を放って出塁しましたが、スクイズ失敗もあって得点できませんでした。

投手の打力、打撃技術に期待せざるを得ない流れは、あまり良いものとはいえません。

この日は勝利したとはいえ、高橋宏投手の好投に助けられた部分も多いです。次戦は、下位打線の形に注目です。

【参考サイト】


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