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初めて組まれた新打順!この起用がシーズンの大きなカギに!? 【中日ドラゴンズ・14日広島戦】

ドラゴンズは14日、本拠地で広島と対戦。2対2で引き分けました。

2軍で先発していた勝野昌慶投手のリリーフ起用、福永裕基選手の遊撃起用など、シーズンに向けてあらゆるヒントが詰まっていたこの試合。

その中で、最も注目すべきポイントは打順です。立浪監督の意図が詰まった、重要な試合になったと考えます。

誰が4番打者に?

岡林勇希選手、ビシエド選手が復帰したこの日。岡林選手は「1番・中堅」で、ビシエド選手は「5番・一塁」でスタメン出場しました。

注目は、ビシエド選手が5番で起用されたことです。12日のオープン戦(DeNA戦)で本塁打を放っていたアキーノ選手が4番に座り、昨季までの定位置が奪われた格好となりました。

復帰初戦ということで5番にしたのか、それともシーズンを見据えて5番で起用したのかは分かりませんが、シーズンを見据えた起用だとしたら、昨季とは打線の形が大きく変わります。

この日、ビシエド選手は3打数3安打、2打点と文句のつけようがない活躍をみせました。打線の核となる4番をアキーノ選手に任せるのか、それともビシエド選手に任せるのか。

今季を占う重要な4番争いに、立浪監督は現時点でアキーノ選手が勝っていると判断しているのでしょうか。

ハイレベルな上位打線

もう1つ注目なのは、上位打線です。立浪監督が先日、新人の田中幹也選手を「2番・二塁」で起用することを示唆したという報道がありました。

11・12日のDeNA戦では、大島洋平選手、田中選手の1・2番コンビでした。しかし、この時は岡林選手が離脱中で、岡林選手が復帰した時にどのような上位打線を組むのか注目していました。

しかし、この日は田中選手が欠場したことで、はっきりとした形は分かりませんでした。

一方、岡林選手、大島選手という1・2番コンビを形成し、ドラゴンズが誇る安打製造機が上位打線を担いました。

ここに、田中選手が2番に入った場合、どのような形をみせるのか。大島選手を3番に据える案が濃厚だと私は考えますが、上位打線の形に今後も注目が集まります。

シーズンのカギを握る?

少しずつ開幕が迫ってきたこの時期。新たな可能性を模索すると同時に、開幕に向けてある程度形を作っていきたい所です。

この日のスタメンがシーズンに向けて、大きな意味を持っていると感じるのは、私だけでしょうか。

【参考サイト】


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