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現役ドラフトでの補強ポイントは?【中日ドラゴンズ・野手編】

 前回の投稿に引き続き、ドラゴンズが行った補強から、現役ドラフトで補強するであろうポイントを探っていきます。今回は野手に絞って考えていきます。

 前回の投手編も是非、ご覧ください。

激しい入れ替わり

 主力だった阿部寿樹選手、京田陽太選手の放出は非常に驚きました。他にもチームを支えたA・マルティネス選手、三ツ俣大樹選手、平田良介選手らも退団。

 ドラフト会議では5名の野手を獲得し、一気に顔ぶれが変わりました。そのうち4名は内野手で、二遊間を強化したい立浪監督の思いが伝わるものでした。

 新外国人選手は3名獲得。最重要課題である打線の強化では、大砲候補のアキーノ選手を獲得。さらに、2018年~20年までドラゴンズに在籍していたアルモンテ選手が復帰。強打の選手が加わり、来季の打線が楽しみになってきています。

 選手の入れ替わりは激しかったですが、補強ポイントをきっちりと補うことに成功したドラゴンズ。唯一、不安があるとすれば捕手です。

捕手の層

 正捕手・木下拓哉捕手が君臨し、経験豊富な大野奨太捕手、期待の若手である石橋康太捕手もいるドラゴンズ。

 バランスが非常に良く、1軍で戦える戦力は来季も整っていると感じます。しかし、選手層の薄さが気になります

 残りの捕手登録は、主に外野を守った郡司裕也選手、高卒2年目のシーズンを迎える味谷大誠捕手、そしてドラフト4位の山浅龍之介捕手(聖光学院高)の3名です。

 捕手登録の人数は気になるほどではありませんが、来季も郡司選手が外野を主戦場とする場合、若い味谷捕手と山浅捕手しか残っていません。

 経験を積めるという部分では最高の環境ですが、故障やコロナ感染による離脱のことを考えると、選手層が薄いのではないかと考えます。

万が一の事態に備えて

 郡司選手が本格的に捕手に戻るのであれば問題ありませんが、万が一の事態に備え、捕手の補強をした方が良いと考えます。

 ただ、味谷捕手や山浅捕手の成長の機会を奪ってしまうという懸念点もあります。将来的なことを考えると、来季はどんどん経験を重ねてほしいシーズンとなります。

 1軍経験がほとんどない若手捕手よりは、少々1軍経験があり、年齢が若手から中堅に切り替わるあたりの捕手の獲得が望まれます。

 他球団のリストに該当選手がいなければ補強できませんが、捕手の獲得を視野に入れても良いのではないかと考えています。

 皆様はどのように考えますでしょうか。

 

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