【中日】高橋宏斗投手への信頼が後押し? 立浪監督が決断した采配とは ~8/6~
◇8月6日 中日6-2DeNA(岐阜)
中日・高橋宏斗投手に対する信頼が溢れた采配でした。
3-1で迎えた4回表。立浪和義監督は早くも岡林勇希選手を守備固めで起用し、ディカーソン選手を交代させました。
高橋宏投手は、3回終わって球数65球。1失点に抑えてたものの、5安打浴びるなど本来の調子でないことは明らかでした。
信頼なければできない決断
牧秀悟選手、オースティン選手ら強打者が揃うDeNA打線に対し、4回表が始まるところで逃げ切り宣言。
高橋宏投手の調子と球数、リリーフ陣の充実度を考えた結果の采配ですが、簡単にできるものではありません。
初回、中堅を守るカリステ選手の失策が失点に繋がったとはいえ、投手陣にプレッシャーのかかる采配。
高橋宏投手が復調してくれるという信頼と、リリーフ陣への信頼がなければできない決断でした。
理想的な展開
結果、打線が5回に3得点を奪い、6-1と大幅にリード。高橋宏投手も復調し、7イニング1失点と見事に試合を作りました。
5回に生まれた3得点は、高橋宏投手のセーフティバント(記録は投失)から始まり、守備固めで送った岡林選手の2点適時打で試合を決める理想的な展開。
ディカーソン選手の長打力、選球眼という武器を早くもベンチに下げた采配を、選手たちがこれ以上ない形で成功へと導きました。
9連戦の初戦という難しい試合。リリーフ陣をできるだけ温存したい状況で、高橋宏投手の復調と立浪監督の決断が光りました。
エースと呼べる投球
高橋宏投手は、この日の登板で規定投球回に到達。12球団トップとなる防御率0.54を記録し、圧巻の成績を残しています。
勝ち星も9勝(1敗)と8個の貯金を作り、高橋宏投手の活躍がなければ今以上にチームは沈んでいました。
まさにエースと呼べる投球。
立浪監督が信頼を寄せた采配をするのも、自然な流れかもしれません。
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