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自慢の快足で1軍勝ち取る!高松渡選手【中日ドラゴンズ・契約更改】

 今季も契約更改の季節がやって来ました。中日は8日からスタートし、初日は6選手が契約を結びました。

 例年、チーム順位に関わらず、年俸がアップする選手もいればダウンする選手もいます。

 その中で、今回は現状維持の1060万でサインした高松渡選手に注目しました。来季で6年目。激しさを増す内野手争いで、自慢の俊足を生かして生き残りを懸けます。

今季も自慢の走力が生きたが・・

 昨年、自己最多を大きく更新する78試合に出場。15盗塁を決め、代走の切り札として相手チームに脅威を与えました。

 数年前、ソフトバンクの周東佑京選手が自慢の走力を生かして台頭し、代走の重要性が高まりました。近年のプロ野球では、勝敗を左右する1つの武器として、代走のスペシャリストが欠かせない状態となっています。

 高松選手も代走の切り札としてチームに貢献し、今季も活躍が期待されていましたが、前年を下回る51試合の出場に留まり、盗塁も5個に減少しました。昨年より10個も盗塁数が減少し、高松選手の良さが100%生かせたとは言えないシーズンでした

 ただ、今季も流れるような速さで昨年とほぼ同数の17得点を挙げ、確実にチームに貢献しました。シーズン終盤は2軍に降格しましたが、チームに欠かせないピースの1つとして輝きました。

ルーキーらと熾烈な競争

 来季はプロ6年目を迎え、自己最多の盗塁数が期待される高松選手。しかし、ドラフト会議で4名の内野手を獲得し、1軍に生き残るためには熾烈な競争が待っています。

 特にドラフト2位の村松開人選手、5位の濱将乃介選手、6位の田中幹也選手は高松選手と同じ右投げ左打ちで、走力を武器にしている点まで同じです。

 ここまで徹底した指名は、来季は足を絡めた攻撃で得点を奪うという立浪監督のメッセージが込められています。今季のチーム盗塁数はリーグ3位の66盗塁でしたが、来季はこれ以上の盗塁数を記録することが予想されます。

 ドラフト会議の指名によって新たなライバルが増えたということになりますが、高松選手の走力に期待しているという思いも感じます。

ダイヤモンドを駆け巡る!

 すでに、高松選手が輝ける舞台は用意されていると言って良いでしょう。今季は成績を落としましたが、自慢の走力でチームに貢献したという事実は変わりません。

 来季はさらなる進化を遂げ、目にも留まらぬ速さでダイヤモンドを駆け巡る高松選手に注目です。

(年俸の金額は推定です)

【参考サイト】

 


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