【中日ドラゴンズ】清水投手の穴を埋めるのは・・ ~4/27 広島戦~
試合前、「8回の男」を任されていた清水達也投手の登録が抹消されました。今季はここまで8試合に登板して防御率1.13。数字は良いですが、8㌄で7つの四球を与え、いつもの清水投手の姿ではありませんでした。
右肘の違和感ということで大事に到らなければ良いですが、復帰までに時間を要することは想定しなければいけません。
今回の投稿では、これからリリーフ陣をどうやって再編していくのか考えていきます。
試合は2対3でサヨナラ負け。連勝は2でストップしました。
いつもの姿ではなく
昨季、自己最多となる54試合に登板して大ブレークを果たした清水投手。開幕前は「7回の男」を務めることが有力でしたが、ロドリゲス投手の亡命により、「8回の男」を務めました。
ここ5試合の登板では失点こそしていませんが、本調子でないことは明らか。四球が絡み、苦しい様子が伝わってきました。
前日の広島戦(26日)では、3点リードの8回に田島慎二投手が登板。本来であれば清水投手の出番なだけに、配置転換も予想されていました。
好調なベテランか、それとも・・・
現状、田島投手や祖父江大輔投手といったベテラン陣が好調なだけに、ベテランの経験に頼る場面が増えそうです。
今季からリリーフに転向した勝野昌慶投手も重要な存在となりますが、まだリリーフ経験が浅く、過度に負荷をかけることはしないでしょう。
ただ、この日は田島投手が打たれ、勝野投手が8回途中から登板する展開。9回には絶対的守護神のR・マルティネス投手がいるだけに、複数人で8回を抑えるパターンもありそうです。
2軍に好投手が控える!
しかしながら、複数人で8回を抑えるパターンは危険な冒険でもあります。目の前の勝利を掴める可能性は高いかもしれませんが、まだ100試合以上あるシーズンを見据えると、早めに「8回の男」を作りたいところ。
2軍では藤嶋健人投手が故障から復帰しており、直近3試合では失点なし。首脳陣の判断次第ではありますが、1軍昇格もありえます。
福敬登投手、谷元圭介投手といったベテランも控え、先日1軍登録を抹消された山本拓実投手もいます。
いずれにしてもリリーフの枠が1枠空いている状況なので、2軍からリリーフ投手が昇格することは間違いなさそうです。
ドラゴンズの野球をするために
皮肉にも、8回に2点差を追いつかれた試合。いきなり課題を突きつけられ、対策を講じる必要があります。
少ない点差を守って勝つドラゴンズにとって、試合終盤に追いつかれることは相当しんどい状況です。
個人的には、長いシーズンを見据えると良くない作戦ですが、好調の投手を次々にぶつけるしかないと考えています。接戦の勝ち試合を何度も落とす事は、致命傷になりかねません。
好調な投手を次々にぶつけるのか、それとも誰かを「8回の男」に任命するのか。しばらくは、試行錯誤の日々が続きそうです。
【参考サイト】
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