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【中日】ビシエド選手がトレンド1位に 立浪監督の今季を問う中田翔選手に対する采配の意図 ~8/25~

8月25日、中日・ビシエド選手が一時トレンド1位になるほど注目を集めました。

ビシエド選手は今季、中田翔選手の加入で出場機会が激減し、現在も2軍暮らしが続いています。


中田翔選手を軸に

立浪和義監督のこれまでの起用法をみれば、中田選手を軸として考えていることは明らか。実際、開幕直後は首位に立つなど最高のスタートを切りました。

中田選手を獲得した時、ある程度の故障、休養は覚悟しなければいけませんでした。その際、ビシエド選手の存在は必要不可欠で、強力な一塁手の布陣が完成すると思われました。

しかし、シーズンが進むにつれ、事情があると思われる起用が続き、ビシエド選手は1軍のベンチにすらいない状況になりました。

中田選手の良さを活かすには、継続して起用することが必要です。立浪監督が中田選手に期待しているのであれば、意図の分かる采配です。

立浪監督の意図は・・・

一方、中田選手の存在を欲しすぎたのか、2軍で実戦復帰したばかりの状態で昇格させる驚きの入れ替えがありました。

ビシエド選手という実績豊富で、今季から日本人選手扱いとなった頼れるピースがいる中で、立浪監督は中田選手を選択しました。

この時点でハッキリしたことは、立浪監督は中田選手を軸に今季を戦い抜く覚悟がある一方、ビシエド選手を積極的に起用する構想がないことです。

立浪監督がビシエド選手を間近で見てきた2年を踏まえた決断なのか、それとも中田選手に大きな期待を寄せているのか。

ビシエド選手と中田選手の成績と状態を考えれば、ビシエド選手に出場のチャンスが与えられることは自然な流れです。

立浪監督の意図が見えないと感じた試合がありましたが、中田選手を軸に戦い抜く覚悟があるのであれば、これまでの采配の意図が僅かに分かります。

ビシエド選手の起用法

これから先、ビシエド選手はどうなるのか。個人的な思いを混ぜるなら、100%残留&1軍昇格を果たしてほしいです。

ただ、Aクラス入りが遠のいたチーム状況を考えると、石川昂弥選手を一塁で継続して起用することが来季に繋がります。

石川昂選手を三塁に移したとしても、福永裕基選手と高橋周平選手がおり、ビシエド選手は恐らく途中出場が多くなります。

ブライト健太選手が芽を出し始め、右の代打も来季以降を考えれば無条件に役割を与えられるかは分かりません。

中島宏之選手に安打が生まれず、中田選手が1軍にいない8月末。

減俸提示は避けられないとしても、今季も来季もビシエド選手の力は必要なのではないでしょうか。


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