【中日】代打に光!立浪監督の意図は? 復調の芽を摘まなかった好判断か ~4/28
ホームは遠かったですが、試合終盤に多彩な攻撃がみられる楽しみ。今季の中日は、やはりひと味違います。
延長10回、11回と満塁のチャンスを逸した中日ですが、大島洋平選手、石川昂弥選手、宇佐見真吾捕手が代打で登場したチーム状況。
SNSでは、代打の起用法に疑問を抱く投稿が多く見られますが、多彩な選択肢が生まれている現状に目を向けると、未来が明るくなってきます。
オフの補強、昨年立浪和義監督が我慢して起用した若竜。全てが上手く噛み合っているわけではありませんが、着実に強くなっています。
戦力が整ってきたことを証明
この日、後藤駿太選手を抹消し、藤嶋健人投手を登録。守備固め、代打として活躍した後藤選手がいなくても、多彩な代打攻撃が可能になっています。
特に、石川昂選手と宇佐見捕手がチャンスで登場した時は、昨季にはなかった期待感が何度も訪れました。
ここに、故障で離脱している中島宏之選手が復帰すれば、さらに強力な布陣となります。
代打の切り札を欠き、右の代打が不在と思われた状況での多彩な攻撃。
戦力が整ってきたことを証明しています。
他球団にとって侮れない存在
もちろん、勝利できれば満点でしたが、まだ4月。大きな借金を背負っているわけでもなく、悲観することはありません。
延長12回、2死走者無しからの攻撃も、宇佐見捕手、細川成也選手、上林誠知選手と続く打順。
結果は伴いませんでしたが、1人でも走者が出れば、何が起きるか分からない状況ではありました。
ここ9試合で、1勝7敗1分と急失速している中日ですが、他球団にとって侮れない存在となっています。
立浪監督の意図
SNSでは、勝ちきれなかった打順を組み替えるべきだという意見も複数ありました。
確かに、得点を奪えなかった状況、データを基に考えれば組み替えることも1つの策です。
ただ、上林選手がここ2試合で打率.667、1本塁打と好調。
「1番・右翼」の岡林勇希選手も、犠打失敗があり打率.125と低迷していますが、3回に迎えた第2打席で岡林選手らしい三ゴ。
ランエンドヒットのサインが出ていたのかは分かりませんが、内容が少しずつ伴ってきています。
投手以外、2試合連続同じスタメンで挑んだ立浪監督。今は「我慢」を続けることで、復調の芽を摘まずに次へ繋げようとする意図がみえます。
【参考サイト】
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?