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谷元さんおめでとうございます!【中日ドラゴンズ・8月17日】

 中日の谷元圭介投手が17日、プロ野球11人目となる通算150ホールドを達成しました。0対0で迎えた延長10回に登板し、三者凡退。今季21試合目となる登板でも見事に抑え、存在感を示しました。37歳のベテラン右腕が積み上げてきた歴史に、感動と感謝の思いが溢れてきます。

移籍当初は苦しむ

 谷元投手が中日に加入したのは2017年シーズンの途中。リーグが変わったことが影響したのか、移籍当初は思うような成績を残せていませんでした。

 日本ハムに所属していた2015年シーズンには60試合登板を達成するなど、通算351試合の登板実績のある谷元投手。日本ハム時代同様、厳しい場面を救う投球を期待されましたが、移籍初年度の防御率は6.00。翌年はキャリア最小となる8試合の登板に終わり、誰の目から見ても苦しんでいることが伝わってきていました。

チームに欠かせない投手

 しかし、19年シーズンに38試合登板を果たすと、翌年は32試合。そして昨季は途中離脱がありましたが、32試合に登板して防御率2.01と本来の谷元投手の姿が戻ってきました

 勝敗を左右しかねない重要な場面で登板し、キレのある直球と変化球で抑えていく谷元投手。勝ちゲーム、負けゲーム問わず登板するその姿は、チームにとって欠かせない投手であることを証明しました。

 今季も21試合に登板して防御率は1点台。通算500試合登板を達成し、幾度となく厳しい場面を乗り越えてきた谷元投手を象徴するような記録を築きました。

大記録に名を刻む

 そして今度は150ホールドを達成。プロ入りした2009年から積み上げてきた歴史が節目を迎えた瞬間でした。昨季まで中日に所属していたソフトバンク・又吉克樹投手や日本ハム時代のチームメイトである宮西尚生投手、現オリックスの増井浩俊投手など、わずか11人しか達成してない大記録にその名を刻みました。

 ただ、この記録もまだまだ通過点。これからも谷元投手が登板数、ホールド数を伸ばしていくことに期待したいです。

【出典】
プロ野球 - スポーツナビ (yahoo.co.jp)

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