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【中日ドラゴンズ】敵地6戦で勝ち越し!その要因とは? ~前半戦最後~

オールスター前、ドラゴンズにとって厳しい6戦になると考えていました。敵地・神宮球場と甲子園球場での6戦。大型連敗も考えられる日程に、ドラゴンズの底力が問われました。

しかし、蓋を開けてみれば4勝2敗と勝ち越しに成功。ヤクルト、阪神に勝ち越し、いい形で前半戦が終了しました。借金完済への道のりは遠いですが、この勢いを止めるわけにはいきません。

厳しい敵地6戦を勝ち越せた要因は、一体どこにあるのでしょうか。


期待の和製大砲が活躍

投手陣の踏ん張りはもちろんですが、今回の躍進は打線の影響が大きいと考えています。石川昂弥選手、細川成也選手、宇佐見真吾捕手と本塁打が期待される選手に本塁打が生まれ、好循環を生みました。

特に石川昂選手は11日、12日のヤクルト戦で計3本塁打のと大暴れ。13日からは4番に復帰し、再び打線を引っ張っています。

細川選手は打率こそ下がっていますが、この6戦で2本塁打を記録し、十分に役割を果たしています。チームトップの本塁打数は維持し、前半戦の最後まで持ち味を発揮しました。

石川昂選手、細川選手と期待の和製大砲に本塁打が生まれた6戦。平均得点は4点と、頼もしい打線となりました。

打線全体が好調、役割が明確に

打線全体で見ても、この6戦で打率3割越えを記録した選手が続出。大島洋平選手、岡林勇希選手、石川昂選手、宇佐見捕手、ビシエド選手、龍空選手と実に6選手が3割を越えました。

13日から、4戦連続で打順に変更はありませんでした、各選手が好調を維持しているからこそ、相手投手に合わせて打順を変えることなく、どっしりと迎え撃てたのではないでしょうか。

各選手の役割が明確になれば、選手の個性が生きます。役割が曖昧になることなく、選手の個性が生きる打順を継続できたことも、勝ち越しの要因になったと考えています。

好調だからこそ

前半戦が終了し、次戦からは後半戦に入ります。貧打と言われた竜打線が活性化したこの6戦は、後半戦に向けたヒントとなります。

ただ、いつまでも全員が好調を維持できるとは限りません。この6戦の戦いをベースにしつつ、臨機応変に動かなければいけない場面が出てくるかもしれません。

誰かが不調に陥った時、各選手の個性が生きる打順をもう1度探す必要があります。ベンチ入り選手も含め、まだまだ新たな可能性が眠っているかもしれません。

好調だからこそ、次の試練に備える。今のドラゴンズに求められるのは、不測の事態を想定しておくことではないでしょうか。

皆様はどのように考えますか?

【参考サイト】


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