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【中日】小笠原慎之介投手の6回裏と藤嶋健人投手の投球がカギに? 阿部巨人に勝った要因とは  ~5/22~

◇5月22日 中日4-2巨人(東京D)

前日(21日)の攻撃が嘘のような逆転劇と追加点。

6回表、2死走者無しから四球を選んで得点を奪った場面は、これまでの中日打線にはないような姿でした。

試合序盤、先発の小笠原慎之介投手が本調子ではなく、2点を追う苦しい展開からの勝利。

阿部巨人に勝った要因は、小笠原投手の6回裏の投球と、藤嶋健人投手の投球にあります。


エースの投球

3-2と逆転した6回裏。小笠原投手は試合の流れを読み、まさにエースと呼べる投球をみせました。

5回まで3者凡退のイニングがなく、失点数以上に苦しい投球。

その中で、長野久義選手から始まる6回裏を3者凡退に抑え、打撃陣が作ったいい流れを手放しませんでした。

5回までに被安打7。得点圏に走者を背負いながらも味方が援護するまで耐え、逆転した後は流れよく3者凡退。

小笠原投手に白星がつくのは当然でした。

藤嶋投手の貢献度

村松開人選手の適時打でリードを広げた後の7回裏。

勝利を大きく近づけるためには、なにがなんでもスコアボードに「0」を刻む必要があったイニングでした。

藤嶋投手にかかる期待、重圧は計り知れませんが、制球を乱すことなく無失点。

坂本勇人選手に安打を許しましたが、2死走者無しから。

痛手を負うことなく、得点圏に走者を背負うこともなく、スコアボードに「0」を刻んだ藤嶋投手の貢献度は大きいです。

19日のDeNA戦(横浜)でも、2-1の6回裏、1死一・三塁の場面で登板。同点は仕方ない場面で無失点に抑え、勝利をたぐり寄せました。

藤嶋投手の好投がなければ、今の中日は散々な状況になっていました。

収穫は・・・

8回と9回のチャンスを活かせていれば楽な展開になっていましたが、それでも敵地・東京ドームの2連戦で負けなかったことは収穫です。

打線が四球を絡めて得点を奪ったことが勝因ですが、その流れを手放さなかった小笠原投手、藤嶋投手の投球は称賛されるべきです。

小笠原投手の6回裏の投球は、まさにエース。これまでの経験も活きたような、小笠原投手の凄さが凝縮されたイニングでした。

藤嶋投手の活躍は、これまで以上に注目されるべきです。

試合の流れを渡さなかった2人の投球が、勝利を呼び込みました。

【参考サイト】


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