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【中日】福永裕基選手の良さが詰まった2打席と足 先制点をアシストしたプレーとは ~8/29~

◇8月29日 中日5-1広島(バンテリン)

中日・福永裕基選手の良さが活き、スタメンに欠かせない選手と証明する試合でした。

この日、福永選手は23日の巨人戦以来のスタメンとなる「2番・三塁」で出場。

結果は4打数1安打、2三振でしたが、福永選手の活躍が試合の流れを引き寄せました。


福永選手の足

宇佐見真吾捕手の本塁打で先制した4回裏。

先頭打者だった福永選手はカウント0-2からフルカウントまで持ち込み、7球目を左安。両チーム通じて、この試合初めての先頭打者出塁となりました。

前日(28日)の試合で盗塁を決めているからか、広島先発・九里亜蓮投手が何度もけん制する状況。

盗塁を警戒される中で、福永選手は1死から細川成也選手の打席でスタートを切り、宇佐見捕手が本塁打を放った場面でもスタートを切っていました。

スタートを切った球は、いずれもチェンジアップ。

偶然かもしれませんが、福永選手の足がジワジワと効いた先制パンチでした。

第1打席も好内容

福永選手の良さは第1打席でも発揮されていました。

1回裏、1死走者無しの場面。カウント1-2と追い込まれながら、久里投手の変化球に食らいつき、7球目を遊ゴ。

得点に結びつかない平凡な1打席ですが、久里投手に対して計2打席で14球投げさせた粘りは福永選手の良さです。

久しぶりのスタメンでしたが、個性を発揮して存在感を示した福永選手。何故、スタメンから外れていたのか不思議なほど好内容でした。

打線に厚み

福永選手の活躍をみると、スタメンから外す理由は見当たりません。

福永選手が三塁で出場したことで、カリステ選手が昇格した際に予想された一塁・石川昂弥選手、左翼・カリステ選手の形も実現しました。

打線に厚みが増し、先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻撃をみせて広島相手にカード勝ち越しを決めた立浪竜。

高橋周平選手や山本泰寛選手も頑張っていますが、福永選手の存在が必要だと改めて証明する試合となりました。

【参考サイト】


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