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【中日】メヒア投手の投球から、今オフの補強・ドラフトの方向性がみえた ~8/10~

◇8月10日 巨人2-0中日(バンテリン)

中日の先発・メヒア投手が5イニング2失点と試合をまとめましたが、3者凡退のイニングを作ることができませんでした。

9連戦の5戦目。チームが5回にチャンスを作って代打を送られたとはいえ、リリーフを4人投入する試合展開になりました。

勝ちパターンをはじめ、橋本侑樹投手、藤嶋健人投手にも負担が生じている状況。

この日の試合で、今オフの補強、ドラフトの方向性がみえました。


先発投手の状態

補強の軸、ドラフト上位で指名すべきは、先発投手です。

中日は高橋宏斗投手、小笠原慎之介投手と左右の軸はいますが、それ以降の投手は苦しんでいます。

開幕投手を務めた柳裕也投手が2軍調整、昨季シーズン途中の入団ながら3勝(1敗)を挙げたメヒア投手の不調と誤算はありますが、厳しい状況です。

松木平優太投手の台頭は明るい材料ですが、涌井秀章投手が故障で離脱し、松葉貴大投手、梅津晃大投手も負け越しています。

期待された根尾昂投手、仲地礼亜投手は1軍に定着することができず、大野雄大投手は35歳。

先発投手を補強すべき流れが来ています。

リリーフ陣は強力だが・・・

中日のリリーフ陣は強力ですが、故障しないとは限りません。もし、長期離脱となれば、チームにとって大きなマイナスになります。

今のチーム状態で仮にリリーフ陣の誰かが離脱すれば、他の投手の負担が増し、さらに苦しい戦いが強いられます。

この日、1軍に昇格したメヒア投手がアピールに成功すれば、勝敗に関わらず大きな試合になっていました。

リリーフ陣は安打を許さず、さすがの安定感と選手層をみせてくれましたが、頼りすぎるのは危険です。

野手陣は来季に向けて

そもそも、中日はドラフト1位右腕・草加勝投手がトミー・ジョン手術を受けるという誤算から始まりました。

不運な部分もありますが、リリーフ陣の負担増加は見逃せない課題です。

長距離砲も欲しいところですが、石川昂弥選手が開花の兆しをみせており、野手陣は来季に向けてある程度計算できる状態です。

今オフの補強、ドラフトのキーワードは「先発投手」です。

【参考サイト】


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