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クリエイトということ

よーし、羅列するぞぉ!
ラ・レッツ!

という事で
突然では御座います
ラとルとレは高貴な感じを
お手軽に出せてしまうという
魔法のような文字なのです。
ル・マンド然り、
パン・オ・レ・ザン然り、
デ・ラ・ソウル然り、
ラ・ル・クアンシエ・ル(高貴すぎ)然り、
ラ・ン・ラ・ン・ルー(高貴の極み)然り。

単語に付けるだけで
誰にでも簡単に出来てしまいますので
どんどんやったらいいと思うのです。
ちなみに
命令形ですとラルれ、
終止形ですとラレる、
沈黙系だとスティーブン・セガー・ル
になります。

「はい、ここ試験に出ます」

…って言う言い回しみたいなの嫌なんです。
本当にウンザリです。
ギャグというか表現というか
もうね、こっちが恥ずかしくなっちゃいます。

文芸でもなんでもいいですが、
クリエイターと言うのであれば
もうそろそろ止めませんか?
こういう定型文みたいな前時代的なやつ。
様式美では決してない想像力を放棄したやつ。

他には例えば
春は別れの季節
だとか
別れあれば出会いあり
だとか
しんしんと降り積もる雪
だとか
凛とした空気
だとか
陽だまりのような優しさ
たとか
みたいな
使い古された言い回しは
もうよくないですか?
新しいものがいいとは言いませんが
これらはもうクリエイティングじゃない。
ノットクリエイティティ、
あるいはアンクリエイテッドです。
何せこちとらクリエイターですから。

実は私の本名は栗瑛太なのです。
嘘みたいでしょ?
ええ、嘘なんですよ。
アイ アム ノット クリエイタ。
でも語尾にはクリを付けたいと願っている。
あ、語尾にクリを付けるだクリ。


クリエイト繋がりで思うのは
ネタ帳的なメモです。
思いついた言葉なんかを
スマホのメモ帳に残しているのですが
これって違うよなーって思ったクリ。
こんなの全然クリエイティブじゃないクリよ。

ていうか
この語尾のクリ、
キテレツ大百科のコロ助臭が漂っているな。
コロ助「てめぇコロすナリよ?」みたいな。
ナリがクリになっただけ。
也が栗に成った也。
ナリガクリニナッタナリ。
イエスタカスクリニック。
あとキモい。
私でしたら
もし語尾にクリを付ける奴と遭遇したら
迷わず栗のイガをそいつの頭に叩きつける、
それくらいのキモさ。
やめやめ。
2024年、語尾クリ禁止条例。

要は
書こうと思ったときの自分が
垂れ流してこそのクリエイティストだろうと。
そこで何も出ないようなら
それまでの人間だったと言う事。

とも思ったのですが
まぁどっちでもいいかー
揺るがない信念とかないしー
まぁ趣味なわけだしー
その時の気分でいいかー
というのが
今日の結論でございます。

(完)

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