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EURO2020とオリンピック

2か月前にオリンピックの話を書いた。無観客でオリンピックやったら、世界中に日本の魅力を知ってもらうきっかけという大きな目的が果たせず、やる意義もないし、寧ろ残念なオリンピックとしてダメダメな記憶が残るという内容だった。

その後、延期の「え」の字もなく、マスコミは中止をがなり立て、意固地になってるとしか思えないガースー首相は開催をごり押し、一方でワクチン接種は思いのほか加速し、まぁある程度観客入れてやれるかなと思っていたら、遂に無観客決定らしい、、、

うーむ、悪い予感がそのまま当たってしまうとは、、、
やりきれない想いで一杯だが、本題に入る前にいくつか書き残しておきたい。
①小池知事「安全・安心な大会として成功に結びつけていくことが東京や日本の貴重なレガシーになると考えている
→ なるわけないだろ。壮大な無駄遣いとダメ政府だった記憶は残るかも、、、
②毎日新聞「五輪は首都圏無観客、国民不在のゆがんだ祭典
→ さんざんコロナ恐怖を煽っといて、今さら何言ってるの?
③西浦教授「もう感染拡大が止められないシナリオさえ想定せねば
→ 有難う。あなたがそう言うなら、楽観的に生きられる(笑)

で本題。私はサッカーはあまり興味なく、ワールドカップですら殆ど見ないのだが、ワールドカップの間に冬季オリンピック的に開催される欧州大会、今回のEURO2020ではイングランドが勝ち進み、遂に初の決勝進出にこぎつけた。
準決勝、決勝はロンドン市内のウェンブリースタジアム(映画ボヘミアンラプソディ、最後のシーンのライブエイドの会場でもある)で行われることもあって、自宅の周囲も試合の日は騒がしく、結局がらにもなく試合中継を見てしまった。

で、会場を見ると大観衆!日本でもニュースで流れただろうから皆さんご存じのとおり、定員9万人のところ、6万人まで収容して開催である(ワクチン2回接種してないと入場できないのだが)。マスクも着用義務なし!(屋内は着用義務あり)
一方で、足元の新規感染者数は7/7は何と3万人突破。にもかかわらず7/19からはコロナ諸規制撤廃ということで、ボリス・ジョンソンは気でも狂ったかと思うコロナ脳の人も多かろうが、こちらでは概ね楽観ムードである。

その根拠は、重症者数・死者数が増加していないことで、確かに医療崩壊には程遠い水準。感染者の多くはワクチン未接種の若年層だが、そもそも若年層は感染しても殆どは発症しないか軽症で、後遺症だの重症化する若者もいるだのとヒステリックに騒ぐ人や報道はほぼ見かけない。
(ジョンソン憎しの一部野党や東スポ的な新聞ぐらい)

そもそもワクチンは感染予防というより重症化防止がエッセンスで、インフルエンザワクチンと同じである。まぁあれよりずっと有効率が高いので予防効果の期待が高くなってしまったきらいはあるが、、、

で、1か月ほど前から気候が良くなってきたこともあり、みんな表で楽しく飲んでる感じである。経済優先・人命軽視と言えばそうなのだろうが、不安なら自宅にこもれば良いので、表に出て楽しくやってる人々に不満があるはずがない。
ワクチン接種が進めば感染者数でなく重症者数(=医療崩壊バロメーター)を指標にして、通常に復すれば良いのに、日本のワイドショーは「ワクチン2回打っても油断しないように」って何を警告してるんだか意味が分からない、、、
しかも日本の新規感染者数は2,000人と桁が一つ少ないのに、この差は何なんなのか皆さん本当に考えて、そして怒って良いと思う。
飲み会もできず、直接観戦もできず本当に気の毒、、、イギリスの夏は快適なので是非避暑に来て欲しい。
で、ビール飲みながら日本と同じくテレビでオリンピック観戦して、反省会?はパブにGo!

そう皆さん、世界中に不思議がられて(笑われて)ますよ。


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