【生徒発信】ＰＢＬ（マイプロ・ラボ）〜『ｍｉｎａｇｉｒｌｓ』イベント参加報告〜
安田女子高校ＳＴＥＡＭコースは、２０２１年４月に新設されたコースです。
コースの特徴の一つが、週に４時間おこなっている「ＰＢＬ（Project Based Learning）」という授業です。第二期のＰＢＬは、２０２２年１１月から２０２３年１０月までの予定でＳＴＥＡＭコースの一期生・二期生の２学年を対象に実施しています。
今回はマイプロ・ラボの『ｍｉｎａｇｉｒｌｓ』からご報告します。
◆ミナガルテンのイベントに参加
ミナガルテンの谷口千春さんとは、期間限定のマザーハウスプロジェクトでお世話になり、広島の皆賀という土地でまちづくりに関わるとても面白いことをされています。私たちは４月からのＰＢＬでも引き続き、コラボさせてもらいたいと思い、今回４月２３日にミナガルテンでのイベントに参加させてもらいました。
📚🌹4月23日（日）【サン・ジョルディの日】 大切な人に本とバラを贈る日✨イベントします！ 日本酒🍶や22（土）前夜祭もあります🌝🌿 📚🌹🍶どれか一つでも気になる方、 是非スケジュール帳に書き込んでおいてくださーい！ここには書ききれないで...
Posted by 谷口千春 on Wednesday, April 12, 2023
◆イベントの様子
イベントにはたくさんの人がさまざまなブースで出店されていて、お客さんもたくさん来場されていました。とても活気があって、いろいろな出会いがあふれた素敵なイベントだなと思いました。
◆インタビュー
私たちはインタビューをしながらイベントを回り、どのような思いで出店しているのか、どのようなこだわりを持っていらっしゃるのかを出店している人たちに聞きました。
ＡＦＲＩＫＡ ＲＯＳＥ
ケニアで育てたバラを日本に輸入して販売している。
ケニアのバラは、茎が太く生命力が凄まじい。花の大きさも普通のバラの1.5〜2倍、色鮮やか。
【感想など】私たちがお店の近くで話をしているときに、マザーハウスというキーワードが聞こえたようで、話しかけていただきました。マザーハウス・副社長の山崎大祐さんの起業ゼミの事務局をされているというご縁でした。意外なつながり・ご縁があり、興味深いお話を伺うことができ、様々な学びがありました。バラもプレゼントしていただきました。
KENTAさん
本業はサラリーマンで副業としてイラストを描いている。
ミナガルテンのイメージキャラクターの猫や自分自身を描いたイラストをInstagramで発信している。絵本コンテンストに向けて初の絵本制作に挑戦中で、その原稿を展示していた。
【感想など】KENTAさんとは、デザインについてたくさん話しました。私たちはKENTAさん自身の人柄とイラストに惹かれ、ファンになりました。
本の教室ルーペのあやさん
本を使って、読書ワークショップをおこなっている。ミナガルテン１階の[ mina books（ミナ ブックス）]（本棚の一区画ごとに棚オーナーを募集し、みんなで共同運営するという新しいカタチのシェア型本屋）にも参加している。大学での専門・生物学（果樹園芸学）を活かしたサイエンス読書会では、宇宙や地球環境などの広いテーマを扱っている。
【感想など】読書の楽しさを子供から大人まで幅広い年齢の方に広めていて、すごいなと思った。何かを教える講師とか先生という立場ではなく、参加する人といっしょに活動しながら進んでいくというファシリテーターという立場が面白そうだなと感じた。
ナイスナンセンスブックス
店主が古物好きで、世界の切手や映画のフライヤー、古本などを販売している。
【感想など】このお店の一角だけレトロな雰囲気が漂っており、思わずその雰囲気に引き込まれました。
blanket timeさん
からだと心に優しいスパイスカレーと手作りおやつ、フェアトレードの豆を丁寧に下ごしらえした自家焙煎珈琲のお店で、日ごとにカレーのメニューを変えています。イベントがある時以外では、週２回ミナガルテンの１階でバリスタとして出店している。
【感想など】体に優しい様々なカレーを作っており、店内にはカレーのスパイスな香りが漂っていました。カフェのオーナーさんはシロクマ好きの気さくで優しい方でした。
◆私たちの企画
私たちは、これから谷口さんと一緒にイベントをおこないたいと思っています。テーマは『昔から大切にしているもの』です。
私たちや今回ミナガルテンで出会った方々が昔から大切にしているものについての写真や過去の思い出をまとめて共有します。最終的には冊子にまとめて、多くの人に見ていただけるようにしたいと思っています。
◆イベントに参加した感想
・今回のミナガルテンのイベントでは、普段の生活では出会えないようなすてきなお店の方々に出会うことができ、濃いお話しを聞くことができました。この日は、特にたくさんの出会いを感じた日でした。
・様々な分野で活躍されている地域の方々と繋がり、どの様な経緯で始めたのか、お店のイメージなどを聞くなど、貴重なお話を聞く事ができました。今回聞いたお話を今回の企画に活かしていこうと思います。
・今回初めてミナガルテンに行ってみて、人と人との繋がりを大切にしている空間だなと実感しました。いろんな人の話を聞いて、一人一人全然違っていて、すごく興味がそそられるようなものばかりですごく刺激を受けました。
・今回のミナガルテンのイベントで出店されているお店の方は、皆さん自分の"好き"を仕事にしていて素敵だと感じました。なかには、理科も本も好きだからそれを掛け合わせて理科の本を売っているという方もいて、好きを1つに絞らなくても掛け合わせるという方法があるという新しい視点にも気付かされました。
■ 執筆者：安田女子高校 一期生（高３）
マイプロ・ラボ 『ｍｉｎａｇｉｒｌｓ』
■記事責任者：ＳＴＥＡＭコース主任
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